昨日、気管支鏡の検査を受けてきました。

11時半までは仕事をし、「12時に約束があるから」と5時間の早退です。

みんなからは「バイキングかランチの約束でも入ってるんですか」と冷やかされます。

それならいいんだけど。


ここまではよかった。


12時に採血と検査前のX-P。


13時前には名前を呼ばれ検査着に着替えました。麻酔薬の吸入と、舌を掴んでの麻酔薬の噴射は

嘔吐しそうで涙が出てきました。(まだまだ序の口でした)


ベッドに横になってからは沈静剤が使われたので覚えていません。


「検査が終わりましたよ」との声で起こされ、ふらつきながらリカバリールームへ。

ベッドに臥床しましたが、背中と横隔膜の辺りと右胸が痛く、横になることができません。

咳や痰が出てきますが、咳をすると痛いところに響きます。

点滴が落ちるのをながめながら、痛みと痰を闘ったというところでしょうか。


点滴が終わり、コールを押すとNs.が来て点滴をはずしてくれました。


そこで、検査後のX-Pの指示があり、レントゲンを撮ってきました。


「フィルムを先生に診ていただくので。もう着替えていいですよ」の声で着替えました。


更衣室から出ると、スタッフが慌ててやってきて、「もう一度、検査着に着替えてください」

「???」の私です。


気管支鏡の検査で気胸が起きてしまったのです。


検査前の3月18日の診察の時点で、呼吸器内科の先生が、問題となるところが右肺の奥、気管支鏡も届きにくいところなので、気胸の可能性もある、とは言われていたのですが・・・。


時間はもう17時になろうかというところ。救急外来で気胸の処置をしていただくことになりました。

移動は安静が必要と車椅子で。


一旦私服に着替えていたものをもう一度病衣に着替え、ストレッチャーの上で横になります。spO2は十分にあり、自覚症状がないので、まわりのことがよく見えます。


肺にドレーンを入れようとして、場所をめぐり、先生を困らせました。


BMI:22の私は中肉中背、いたってふつうの人間ですが、胸は大きいというか、ふくよかな方でした。


ドレーンを挿す場所を決め、麻酔を注射し、メスで切れ目を入れ、挿そうとするのですが、「ここはだめです」と先生。同じようなことがもう一度ありました。首をもたげて、自分になされている処置をみることもできず、だんだん不安になってきます。「脂肪層が厚いので・・・」と先生。「???」と私。


「透視カメラを使ってしましょう」と先生。救急からストレッチャーで階を移動します。


そこではしっかりと骨がみえるので、先生も適切な場所を選ぶことができドレーンが入りました。

先生、胸にマジックで印を付けるんですね。驚きです。


結局、会計まで済ませて病院を出たのは18時半でした。

さすがに、疲れました。


そこで得た教訓

肺がんの疑いがある時は、

胸は洗濯板か糸瓜のようになっておくのがベスト、ということです。


横隔膜辺りの痛みはだいぶよくなりましたが、背中の痛み、胸の痛みは今も続いています。

ドレーンを挿入されたところはとても痛みます。廃液が溜まる袋を首から吊っています。

何箇所も切られたり、針を射された胸は痛くて右腕が上がりません。


先生は「お風呂は臍から下で入ってください」と言われましたが、昨日のお風呂は散々でした。

右胸はまったく濡らせないのですから。髪はどうやって洗えばいいのか思案中。


今朝は洗濯物を干すのも一苦労でした。


そんなこんなで気管支鏡の検査は終わり、27日(月)には結果を聞きに行きます。


今週末は神戸に勉強に行く予定なのですが、どうしたものか。