前回のつづき。


7/12 (12w5d)

12:50前
やばいな、これじゃ自分で運転できないよ
どうしようどうしよう
とりあえずどうにかしなきゃ

車のエンジンの振動でお腹の不快感が増す。
やっぱりここにいるのもダメだな。
母は今日は仕事の日かな?電話してみよう。
(義母が自宅近くに住んでるけど
旅行で不在中だった)


12:50
母に電話
仕事は休みで家にいてすぐ出た。
コトの経緯を話すと、

「え!え!どうしよう。
   赤ちゃん大丈夫なの?!」

本人以上のテンパり具合。
(↑そもそも私は意外と冷静だった)
(↑まずは病院に着かないと
その先何も進まないし
この状況をとにかくどうにかしないと
と思って、それ以外のこと…
流れちゃうかな、とかを
考える余裕がなかった。
ちょっとは検索したけども。。
あんまり考えたくなかったし。)


車を運転できないから、
イオンまで電車で来て
運転して欲しいことを話したが、
実家は今リフォーム中。。
業者が家にいるから
家を空けられない、と。

「えーでも行きたい。
   どうしよう。どうしよう。」

とにかくテンパってる笑。
電話口じゃ冷静に対応策考えられないから

「一旦切るから落ち着いて考えて!
   私も考えてみる」

と切った。


12:54
主人にLINE
「車に乗ってみたけど
   普通に座るとお腹が痛くて
   運転ができなさそう…
   参ったなぁ。。」
「お金かかっていいからタクシー乗りな!」
「いや、タクシーとか私が簡単に動けない」
「そうか…」
「何時発に乗れる?
   ママが来れればいいんだけど
   来れなかったら
   イオン来てもらった方が良いかも。
   ママは今リフォームで
   家を空けられないらしくて折り返し待ち。」


その後母から電話が来て、
仕事中の父に
すぐに帰って来てもらうことにしたとのこと。
母はすぐ支度して来るとのこと。
業者さんだけの時間ができちゃうけど、
もういいらしい笑

主人にそのことを話し、
母はイオンへ来る、
主人は一旦家に帰って必要なものを
取りに行くことになった。
(↑母を待ってから行くと時間がおすから
直接産院に行くと時間が余る)
(↑私は母子手帳ケース一式
置いて来てしまったため、
診察券も保険証も母子手帳も持ってなかった)


13:09
とにかく車のエンジンの振動や体勢も辛い。
母が到着するのは15時前だから、
息子も絶対ジッとしてられない。
どうにかしないと、
と思ってイオンに電話。

「今駐車場にいるんですけど、
   救護室借りれますか?
   妊婦なんですが出血してしまって、
   迎えが来るまで横になるところあれば
   貸して頂きたいのですが…」

すると警備の男性がまず来てくれて。

車を降りて、
息子をチャイルドシートから降ろす。
やっぱり力が入っちゃう。


息子の手を引いて警備員さんの方へ歩いて
3-4歩歩いたとき…





ここで第2の問題発生!
















ドバドバドバドバ!!


な、な、なにこれ!!
もう制止しようのないくらいの勢いで出血!
明らかにズボンの外まできてる。

「ぅわ、やばい、すごい出血してます」

そのまま座り込んだら、
イオンの女性のスタッフ到着。

そしてまた、ドバドバ。
一気に出血したもんだから
体から血液がなくなるのを感じるくらい…
そしてフラフラフラフラ。
サーっと血の気がひいて貧血っぽくなり、
女性スタッフさんの手を掴んで
前のめりに倒れた。
私どうなっちゃうんだろう、と思った。

(ドラマで妊婦さんが倒れるシーンとか、
本当にこういうのあるのかな、
と思ってたけど全然あり得る。
もっともっと出血したら
貧血でパタンと倒れておかしくないと実感)

女性のスタッフさん

「もうこの状態は救急車呼んだ方が
   良いと思うのですが…」

と心配そうな目で提案してくれる。


「それって自分の産院
   連れていってくれるんですかね?
   (ってそんなこと聞かれても)
   わからないですよね。。
   さっき産院と電話で話したんですよ。
    先に産院に電話した方が良いのかな…」

と頭の中がグルグル。

(↑自宅からみて産院とは
逆の方向のイオンにいたから、
イオンからだと結構遠い。
普通の車で行ったら1時間弱くらい。
だから近くの病院に
運ばれる可能性高そうだな、と思った)

「まずは救急車来てから、
  どのくらいの緊急性があるかによって
  近くの病院か、かかりつけになるか
  決まるんだと思うので、
  まずは119番した方が良いかな、と…。
  お電話借りても良いですか?私しますよ」

と、スタッフさんに電話を渡す。

スタッフさん、テンパってるのか
「110番」と打ち込んでる笑。

「110番になってますよ!笑」
とツッコミを入れる笑

そして119番。
警備員さんが本人が話した方が
状況伝えられて良いかも、
と言うので私が携帯を持つと

「事故ですか?救急ですか?」
「あ、救急…なんですが、、えっと妊婦で…」

  テンパる笑。

「住所教えてください」

どうやら質問する順番があるようで
いきなり住所とか言われてテンパる。
「じ、住所…イオン◯◯なんですが…」
と言ったら横にいた警備員さんが
すかさず代わってくれて住所を伝えてくれた。
結局そこから私が話すことはなく。
警備員さんと女性スタッフさんが
交代で会話してくれた。
出血のことを女性スタッフさんが話してくれて
私は何週ですか?とか電話番号を
聞かれたくらいだったかな。
結局、救急車が来ることに。


つづく。