もうすぐで2026年がおわる。
歌詞を書くことが好きで、小学生の頃から書き続けてきて。やっと誰かに聞いてほしいっていう承認欲求が芽生えて、はじめてギターを買った。
たくさん曲も作った。そんな一年だった。
過去の歌詞ノートも見返して、やっぱり未熟だなと思ったり痛いかなぁなんて思って恥ずかしくなったりしたけど、あんな小さな頃の自分の歌詞にハッとさせられた事も少なくなくて、瞬間瞬間で生まれる言葉の生命力を知った。
私の音楽は、言葉は私のものだけだと思ってた。私にしか分からないと思ってた。それでいいと思ってたけど、それじゃ嫌だと思った。
自分で言葉を紡いで自分を救うしかなかったし、それで満たされるしかなかった。誰も欲しい言葉なんてくれないから。友達など居ないと思ってたから。
だけどこの手で言葉を誰かに渡せたどれだけ幸せなんだろう。
私の拙くて不器用で情けない音楽が、誰かに共鳴した時、本当の友達を見つけられる気がして居てもたってもいられなくなった。今まで「音楽」というのは私にとっての居場所だった。だけどこれからは、壮大な友達探しなんだと思う。私の音楽は壮大な友達探しの冒険なんだと思う。
来年は誰か一人でもいいから、届いてたらいいな。
欲を言えばその誰かを、救えてたらいいな。
そうだったらいいのにな