法による婚外子差別が違憲と判断され
ちょっとだけ日本がマトモに近づいた。

学生でハタチそこそこの「失敗」とは違って
イイトシ過ぎた、マジョリティルートで子を育てられない状況の中での避妊なしのsexに対して
個人的に色々思うことはもちろんある。

けど、
そこにみせしめる為に
意思決定の余地すらなくこの世界に放り込まれた人の人権を
貶めちゃぁ、いかん。
それとこれとは別問題です、
くそったれ自民党議員。


と、まぁそっちはこのくらいにしといて。


みせしめされそうな立場に
ならんとも限らないポジションに
自分がいた頃。


30代という自分のトシ
金は稼いでる
相手の容姿(遺伝子)超好み
パートタイムオトン程度はしそうな相手

という条件の中で
エエトシして恥ずべきことだが
2回もノルレボを服んだ。

あかん、言うてんのに粗相をした
相手がただのくそディックなだけだったのか、どさくさしたかったのか、
わかんないし、どうでもいいけど、
とにかくサッサと予約とって
婦人科の待合で待たせて、服んだ。


迷っているように自分に見せかけてたけど
自分の中に選択肢はひとつしかなかった。

ただでさえ苦手項目であろう
妊娠、出産、育児を
することに、もしなるなら
できるだけストレスのない状態で
ひねくれずに
やりたい、という
シンプルな理由。


大丈夫そうだと思ってスタートするのと
雲行き怪しいぞと思ってスタートするのでは
どちらにしろもしコケたとて
あとあとのストレスが全然違う。


私は
私の好きな人の前で
できるだけ私の好きな自分でいたい。


結局、そういうことだった。


一生ひとりでも
多分積み重ねた決断を悔いることは
ないと思う。