lonely wolf -4ページ目

小言⑦

「鏡」


鏡に映される自分。

それは、左右反対の自分。

それは、いつもより少し瞳が潤った自分。

それは、あなたを失った自分。

鏡はすべてを映す。

隠しても映ってしまう。

明日の自分はどう映るのかな?

小言⑥

「人の間」


「親友」なんて軽々しく言う奴を俺は嫌う。

自分自身、人と親しくなることが煩わしくて「友達なんて疲れるだけ」と思っているからならさらだろう。


人のために。とか、
人に優しく。とか、

正直考えたことがない…。

今の時代の空気の重さが俺を縛る。


俺が動けなくなる前に世界が悲劇の幕を下ろしてほしい。


俺が動けなくなる前に………。

小言⑤

「君へ」


君は今、何をしていますか?

あの日の夢は叶いましたか?


あの日、あの時間の君を僕は今でも眩しく覚えています。


夏の太陽にも負けないほど熱く自分の夢を話ていましたね。


その時僕は、
「大きすぎる夢は見るだけにしなよ」

……と笑ったけど………本当は「君なら大丈夫」って思ってた。

言葉にするのが恥ずかしかったんじゃなく、言葉にしたくなかったんだ…。


だって、「夢」なんて叶わないと思ってた自分の気持ちが揺らいでしまったから…………………………。





君は今、何をしていますか?


あの日の夢は叶いましたか?




あの日の思い出は永遠だって僕は思うんだ。