14日のロンドンでの火災は
オーストラリアでも大きく報道されていました。
「またテロ?」と思った人も多いのではないでしょうか(私もその一人)。
でも、この深夜に起きた火災から
多くの人の命を救ったのはイスラム教徒らしいですね。
ラマザン中だったため、夜遅くまで起きて食事をとる、
この行為が火事に早く気がつき、たくさんの人々を救うことができた。
以下HUFFPOSTから抜粋↓
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イギリス・ロンドン西部にある高層マンション「グレンフェル・タワー」で14日に発生した火災で、ラマダンのために起きていたイスラム教徒が大勢の命を救った可能性がある、とハフポストUK版が伝えた。
24階建て120戸が入るグレンフェル・タワーで火事が発生したのは、午前1時頃。
最近グレンフェル・タワーの9階に叔母と共に引っ越してきたハーリド・スールマン・アフメドさん(20歳)は「普段はこんな夜中まで起きていないが、ラマダン中だったのでスフール(夜が明けて断食が始まる前に食べる食事)のために起きていた」とハフポストUK版に語った。
しかし、火事に気がついたアフメドさんは、すぐに近所の部屋のドアを叩いて隣人を起こしたという。
http://www.huffingtonpost.jp/2017/06/14/london-fire-muslims-beginning-ramadan-fast-_n_17107850.html
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トルコ在住時、ラマザンは人々のいらいらにつきあわなくてはいけないし、
不便なこともままあるので、
私にとっては正直少し鬱陶しい期間でしたが
時にはこうして素晴らしい効力を発揮するんですね。
(そもそもムスリムの人達はラマザン自体が素晴らしいことだと思っているのだけれど)
現地のイスラム教カルチャーセンターやモスクが
火事の犠牲者のための避難場所として解放されているらしいし、
避難者に食べ物を提供したのもイスラム教徒達だそうですね。
世間では一部の過激派の話題ばかりが目立っているけれど
ムスリムのほとんどが、こうした穏やかな人達ばかりだと、私は思います。
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