豊穣のシンボルざくろ | MiSTANBULのルンルン♪トルコ日記

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トルコ雑貨屋MiSTANBUL店主が書く、
トルコ・日本・オーストラリア・その他の国でのルンルン生活日記。

トルコは冬に向けてまっしぐら。寒くなると同時に果物屋さんに顔を出すのがざくろ達です。

ざくろは元来中東のネイティブフルーツなので、トルコ国民にとってはすっかりお馴染みの果物。

 

ざくろモチーフを描いたイズニックタイルや、ざくろジュース、ざくろコスメなど、美術から人々の健康にまで、生活の隅々に浸透しているのです。

ざくろがトルコの国民フルーツとして愛されている理由は、単に美味しいから、というだけでなく、その姿にも理由があります。

 

ざくろは1つの実の中に、たくさんの種子が包まれていることから、子だくさんを表し、子宝、安産、子孫繁栄、豊穣を願う人々から常に縁起の良い果物とされてきました。

更に、食用として、特に女性の健康促進に役立ちます。血圧を下げ、免疫力を高め、抗酸化作用が高く、女性ホルモンと同じ働きをするエストロゲンが含まれていると言います。子宝祈願のシンボルとされる理由は、その見かけだけでなく、栄養価にもあったんですね。
 
縁起物として大人気のざくろは、その季節だけに限らず、果物から違うものへと姿を変えてトルコ国民生活にひょっこりと顔を出します。

よくあるのが花瓶。

 

MiSTANBUL商品からは、ざくろ石鹸。

 

マドラー。

 
 

そしてアクセサリー。

 
 

「なぜざくろ?」と思われている方のために今回の記事を書いてみました。

女性にぴったりのモチーフなんですよ♪

参照と写真の一部:http://en.wikipedia.org/wiki/Pomegranate





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