ナザール・ボンジュウ Nazar Boncuğu | MiSTANBULのルンルン♪トルコ日記

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トルコ・日本・オーストラリア・その他の国でのルンルン生活日記。

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トルコではじろじろ見られます、と以前ご案内しましたが、こちらを見つめているのはトルコ人だけではないのです。ナザール・ボンジュウからの視線もしょっちゅう感じます

英語ではEvil eyeと呼ばれるこの青いガラスでできた目玉は、トルコのあちこちで見かけるグッドラック・チャームです。NazarとはEvil eye(邪悪な目)の意、Boncuğuとは玉を表します。


このナザール・ボンジュウ、略してナザボン、一説にはメドューサの目だと言われています。メドューサと視線が合った者は石になってしまう、という伝説から、その強い眼力で邪悪な物を寄せ付けぬようにする、或いは、「目には目を」的アイディアで、メドューサ、即ち邪気を弾き返すためにこちらもメドューサの目で対抗する等、諸説ありますが、実際のところははっきりしていないようです。


ナザボンはいろいろな形で様々な場所にひょっこりと姿を現します。多いのは家々の玄関先で、これはトルコで一番もっともらしい使用法です。ナザボンを玄関に飾り、邪気から我が家を守る。そこそこ古い家屋には、玄関の脇や上の壁にナザボンが埋め込まれています。建築の時点で最初からそこにはめ込むのでしょう。
  

次に多いのがアクセサリーとしてのナザボン。ネックレス、ブレスレット、ビーズ、キーホルダー、イヤリング、指輪。

その他、マグネット、ペーパーウェイト、Tシャツ、時計など等。その形状も、花型、ハート型、涙型、キャッツアイ型と何でもござれです。

 

知り合いのネイルアーティストにマニキュアをしてもらったとき、お守りにと、薬指の爪に小さくナザボンをつけてくれたっけ。青、白、黒、と3つの点を重ねたのでなかなか乾かず、その後繁華街で野暮用を片付けている間に擦れて無残な姿になってしまっていたのが残念なオチでした。

美しい人は嫉妬を受けやすいから、ナザボンを身に着けるべし、というのがトルコでの教えです。MiSTANBULで大人可愛いナザボンアクセサリーを販売したいのですが、如何せん目玉の親父的愛嬌があるこのナザボンちゃん、セレクトするのが結構難しいんですよね。取引しているガラスアクセサリーのデザイナーにMiSTANBULオリジナルナザボンを作ってもらおうかしらん。

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