東京旅行の二日目は一日東京国立博物館で過ごしました。メインの展示は工事中の中尊寺金色堂からの出張展示と本阿弥光悦という江戸時代のマルチアーティストの展覧会でした。
中尊寺の仏像は1000年近く経った今も一面に金箔が綺麗に残り、華麗な姿を間近に拝める貴重な機会となりました！
写真は撮影OKだった中尊寺金色堂の縮小模型になります。
本阿弥光悦展は基本的に書が多めでしたが、こちらも紙や蒔絵に金銀泥を豪勢に散らしており、琳派の芸術センスに基づいたゴージャスな展覧会でしたね。
他に常設展示も衣服、陶芸、漆器、武具、浮世絵と幅広いジャンルで素晴らしい作品が揃い、日本一の博物館と言われる所以だなと感じました！
最終日はまず有楽町にある、出光興産が設立した出光美術館で江戸時代の文人画家・池大雅の展覧会へ行ってきました。
限られた色彩で空気感や岩の質感を巧みに表現されていたのに驚きました！
次に京橋にあるブリヂストンが設立したアーティゾン美術館でマリーローランサンの展示を鑑賞しました。夢見るような淡いパステルカラーの女性像が素晴らしかったです！
一緒にやっていたコレクション展もピカソの絵や重要文化財の洋画などがあり見応えたっぷりでしたね。
最後に歩いてすぐの日本橋三越本店で手塚雄二さんの日本画展を見て東京を発ちました。
百貨店の展覧会は普段の美術館では出会えない最近の画家さんの絵が見られて新鮮です。
メイン展示だった龍の天井絵は来年上野寛永寺に奉納され、一般公開されるそうです！
東京におられる方はぜひ行ってみて下さいね！