初めまして。ミス世紀末よ。
なぁ~んて、驚いたかしら
これが初めてピグ村に来た時の格好よ。
今日は、私がこの村に来て1年・・・を記念して、
私の村生活の歴史をご紹介するわね
とある事情があって、この村にたどり着いた時には
もうボロボロで・・・倒れそうだったの。
そこを通りかかったのがエミリーよ。
こうして、私のピグ村での生活は始まった。
ひとりぼっちの生活はさみしかったけど、
頑張るしかなかったの。
土いじりなんてしたこともなくて
四苦八苦しながらも頑張っていたある日、
ちょっとボーっとした女の子が訪ねて来たわ。
レイラ「あなた・・・だれ・・・」
不躾になんて失礼な子なのかしらっっ、と思ったけど、
そこはこらえたわ。
レイラ
「そうなの・・・あなた最近この村に来たのね・・・。
わたし・・・レイラ・・・・ローズのおはなさがしてるの・・・
てつだって・・・・」
まっ・・・
初対面でいきなり人にものを頼んでくるなんて・・・。
それでもまぁ人と関わるのも必要ね、と思って手伝ってあげたわ。
そしたら・・・
レイラ
「ねぇ・・・ゴールデンローズって知ってる・・・?
ローズを収穫していると
たまに収穫できるらしいの!
・・・レイラ・・・ゴールデンローズほしい・・・」
こ、この子・・・。
とりあえず探したらすぐ見つかったから
気前よくあげたわよ。
レイラ
「今日は楽しかったぁ・・・。
またいっしょに遊ぼ・・・・
ガーデンで待ってるよ・・・」
なるほど。自由な子だわ・・・。
しかも遊ぼうといいつつ人を呼びつけるのね。
いい度胸だわ。
それからというもの、この子に振り回される毎日。
「いっしょにお茶しようよぉ・・・・レイラ、ローズティーが飲みたいの・・・」
「レイラ…ケーキも食べたいよぉ・・・・ローズのデコレーションケーキ・・・とってもかわいいの・・・」
はいはい・・・なんて付き合ってたら今度は
「ゴールデンローズティー・・・ママのお誕生日にあげたいの・・・おしえてくれる?」
・・・。
あんたのママなんて知るかぁぁぁ!ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
って思いつつ、手伝ってあげて一息ついたら
なんと・・・
「誕生日ケーキもあげたいの・・・・教えてくれる・・・?」
ですって!!!
まぁ・・・作ってあげると毎回喜ぶから・・・・ついついまた・・・
手伝ってしまうのだけど・・・・
数日後にまた来て
「レイラね、採れたてのゴールデンローズがほしいの・・・ゴールデンローズティーが飲みたいの・・・」
なんて言うからそれ以来彼女は出入り禁止にしたわ。
次に出会った子がロビン。
「よっ!」
なんて挨拶してきて・・・・。
この村には礼儀正しい子はいないわけ
しかも勝手に「君も一流のファーマーになりたいのかい?」なんて決めつけて・・・。
おかげでこの夏はおいしいスイカが食べられたけど・・・。
いちいち「やるじゃん!」
とか上から目線なのが腹立つのよね。
そう思っていた頃、
「なぁなぁちょっと頼みがあるんだ。
レイラのことなんだけど・・・・・
あいつ、花が好きだから、スイカの花が綺麗だって所みせてやりたいんだ!
俺も集めるから手伝ってくれないかな?頼む!!!」
なに?あんたあの子にホの字なの
なら手伝ってやろうじゃないの・・・
そうやってレイラにいい思いをさせたのが運のつきだったわね。
平穏な夏を過ごしていた私に、突如レイラがまた現れたの。
もう出入り禁止だって言ったじゃない
そんなことはおかまいなし。
「ひまわりって太陽みたい・・・レイラ、ひまわり畑見てみたい・・・」
そういってひまわりを私に植えさせて、
「ひまわりって太陽みたい・・・レイラ、ひまわりに囲まれたい・・・」
そういってひまわりを私に大量に植えさせるの。
太陽みたいなのはわかったわよ・・・。
「ひまわりポプリ作ってあげる♪お花と種を頂戴ね♪」
あら、いいとこあるじゃない・・・。と思ったら
「ひまわり見てたらね、スイカゼリー食べたくなっちゃった・・・」
なんでΣ(゚ロ゚;;;;;)
でも余ってたから差し出すと
「ひまわりもいいけどね・・・レイラはやっぱりローズが好きなの・・・!」
ふざけんなよこのクチビルお化け・・・・
レイラはやっぱり出入り禁止にしよう。
「リスのシャルロットはね・・・ひまわりの種が大好きなの・・・」
とかつぶやいてたけど、完全に無視したわ。
あくる日のこと。
「こんにちは!わたし、ユノです。」
少女の声がして、レイラの悪夢が蘇ったわ。
そしたらあのロビンの妹だっていうじゃないの。
一体どんな子かと思えば・・・
よかったわ・・・。少しはまともな子がこの村にもいるのね。
なんか桃の季節なんて言われて、一緒にお料理したりもしたわ。
しかしこの子・・・相当あのお兄ちゃんが好きなのね・・・。
ちょっといきすぎてアブな・・・・いや、なんでもないわ。
暑い夏の日。
エミリーが久々に気を使って「この村の生活には慣れた?」
って来てくれたと思ったら、
”夏の収穫祭”だなんて言って
ちゃっかりユノちゃんと夏野菜のお料理までしっかり作らされて、
料理研究家のノラ
にボッタクリな切手の枚数とアンチョビを交換させられたり・・・
まぁ、とにかく色々あったの。
レイラ「夏野菜カレーが食べたいな・・・・甘口・・・だよ・・・!」
あなたに食べさせるカレーは無いわ。
そんなこんなで、その後も
ノラがトウモロコシフェスタを始めて
忙しいからロビンとバイトしてなんて言われて・・・
働かさせられたわ。
かなり本気で。ええ、本気で。
朝から晩まで・・・・・。
冗談じゃないわっって途中でやめてやったけどねっ
でもこうやって村に溶け込んでいったのよね・・・。
そうそう
あなたに見せたいものがあるのっ
これがこの村で初めてカメラを手にして撮った、記念すべき1枚目よ(笑)
ここからは写真を交えて私のお庭のヒストリーを存分に紹介していくわっ
一緒にアルバムをめくっていくわよ
さぁ、準備はいーぃ
ピグ村の
月
ローズ、スイカ、ひまわり、モモ、そして夏野菜にトウモロコシ・・・
まぁ
「はじまりのテーブル」だわ!
この頃はお庭も本当に小さいわね・・・。
ポプリが新登場して、ライフチケットの使い道もようやくわかってきて・・・
ピグ村の生活にもようやく慣れてきた・・・そんな感じの頃だったわ。
あら、私バンダナつけてる・・・。
そうそう
オノリーヌと出会ってお裁縫を教えてもらったの
まだ暑い夏の終わりだったから・・・・。8月の最後ねっ
色んなお洋服も縫ったわ・・・
今見ると少しレトロな感じね・・・。