恋愛観を考える時、父親との関係も影響があると思う。
私の父はあまり子ども好きではなかった。
当時は珍しくなかっただろうが、子育ては母親の仕事で、俺が食わせてやっているのに文句があるのか、というスタンスだった。
仕事は真面目で、ギャンブルもしない。
でも高圧的で、女性蔑視な面があり、子煩悩でも家庭的でもなかった。
一番嫌だったのは、大学進学を考えている時に言われた言葉。
「女が大学行ってどうするんか。」
「俺が中卒なのに、なんでお前が大学行くんか。」
「すぐ下に弟がいるんだから、お前は現役、国立で家から行けるとこしか行かせんぞ」
父方の祖父は、父が小学5年の時に心臓病でいきなり他界し、生活が苦しくて進学出来なかったのだが、それをずいぶんとコンプレックスだったようで、母とケンカする時も、「俺が中卒だからバカにしとる」などと、ひがみ根性丸出しで怒鳴っていた。
そんな時代だから、珍しくないし、仕方ないと思う。
それが悔しかったなら、自分の子どもには同じ思いはさせたくないって思わないのかな。
そんなこんな、細かいことを言うとたくさんあるけど、あまり肯定的でもなく、前向きでもなく、大人として、男として、あまりいい印象のない父だった。
残念ながら、その言動にかなり影響を受けてしまう人生となってしまった。