友人Mの母上が亡くなった。

 

私は高校時代の友人3人と、大学4年間同居生活をして、卒業してからも毎年お盆・正月には集まっていた。

集まるのは決まってMのご実家で、母上はいつもお寿司を取ってくれたり、ケーキを買ってくれたり、夜遅くまで居座っていてもいつもにこにこと見守ってくださった。

友人MとAは既婚・子持ちで、私だけ独身。子供たちが中学生になったくらいから、Mがゆっく帰省することがなくなり、恒例の集まりもフェードアウト。

母上とお会いする機会もぐっと減ってしまった。

 

6年前、私の父が亡くなった時、遠方のMに代わってお通夜に来てくださった母上のお顔を見て、思わず涙がこぼれたことを今も思い出す。

どうか安らかにお眠りください。先に逝かれたご主人と久しぶりに会えますね。

 

お通夜にはMの家族も揃っていた。Mの旦那さんは私の元カレで…。学生時代のことだけど、いろいろあったな。

そう思っているのはいつまでも独身の私だけなんだろう。

 

素直に育った息子二人と、仲の良さそうな様子を見てると、なんだか私だけ取り残されたようで悲しくなった。

もしかしたら私の家族だったかも知れない、なんて、馬鹿げた妄想。

 

私だけが50歳を過ぎた今でも、ずっとあの時の後悔をひきずって、何も変わらないまま。

私のそばには誰もいないんだよね。

やっぱり子ども、欲しかったな…。

 

そんな忘れていた、忘れたかった、忘れられないことを思い出す夜。