関西では台風11号が猛威をふるっていた日でした。



早朝から何度も、天気予報をチェックし、ホテルの窓から空を見ていたのですが、


雨はまったく降っておらず、大丈夫そうだったので、開催することにしました。



まずは浅草、雷門の前で集合です。



お盆前の日曜日で、相当の人出を予想していましたが、


雨の心配もあり、かなり観光客は少なかったです。


外国人観光客がたくさんいらっしゃいますね、さすがは浅草、王道のコースです。



それにしても、今回ご参加いただいた方は東京出身の方とか、

歩いて10分のところにお住まいであるとか。


みなさん口をそろえておっしゃいます。


『浅草寺、お参りしたことがない!!


そうなんです、案外、近くにあるお寺って 有名なところって行かないんです。


あえて今回は、アウェイの関西人目線の、浅草ツアーなんです。


でもこのコースはお気に入りなんです。とっても、楽しいんですよ合格



まずは 表参道へ・・・。(写真は7月の下見時のもの)

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雨の心配もありましたが、パラパラという感じでした。



路面には 人形焼をはじめ、お土産屋さんが立ち並び・・・。


いつも思うのは、かつら屋さんが何軒かあること ヒメ



つけ毛とかエクステとかもたくさん売っています。


おいしそうなお店もたくさんあります・・・ラーメン やはり、江戸前ですよ。
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門の前にもたくさんのお店が出ています。






浅草寺(せんそうじ)


東京都台東区浅草二丁目にある東京都内最古の寺である。


山号は金龍山。本尊は聖観音菩薩(しょうかんのんぼさつ)。


元は天台宗に属していたが第二次世界大戦後独立し、

聖観音宗の総本山となった。観音菩薩を本尊とすることから

「浅草観音」あるいは「浅草の観音様」と通称され、広く親しまれている。


東京都内では、唯一の坂東三十三箇所観音霊場の札所(13番)である。

江戸三十三箇所観音霊場の札所(1番)でもある。


推古天皇36年(628年)、宮戸川(現・隅田川)で漁をしていた


檜前浜成・竹成(ひのくまのはまなり・たけなり)兄弟の

網にかかった仏像があった。


これが浅草寺本尊の聖観音(しょうかんのん)像である。


この像を拝した兄弟の主人・土師中知(はじのなかとも、

「土師真中知」(はじのまなかち)とも)は出家し、自宅を寺に改めて供養した。


これが浅草寺の始まりという。その後大化元年(645年)、

勝海上人という僧が寺を整備し観音の夢告により本尊を秘仏と定めた。


観音像は高さ18分(約5.5センチ)の金色の像と伝わるが、

公開されることのない秘仏のためその実体は明らかでない。


平安時代初期の天安元年(857年。天長5年(828年)とも)、

延暦寺の僧・円仁(慈覚大師)が来寺して「お前立ち」

(秘仏の代わりに人々が拝むための像)の観音像を造ったという。


これらを機に浅草寺では勝海を開基、円仁を中興開山と称している。


天慶5年(942年)、安房守平公雅が武蔵守に任ぜられた際に

七堂伽藍を整備したとの伝えがあり、雷門、仁王門(現・宝蔵門)などは

この時の創建といわれる。


一説に、本尊の聖観音像は、現在の埼玉東京の県境に近い

飯能市岩淵にある成木川沿いにある岩井堂に安置されていた観音像が

大水で流されたものとする伝承がある。(ウィキペディアより)




さて、本堂へと向かいます。

すごい人出でしたが、8月のお盆前の日曜にしては少なかったと思います。

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本堂の手前に大きなお賽銭箱があってその前にも行列ができていました。

実は、秘密のお参りの仕方があるんです・・・。


多くの方は、手前でお賽銭を入れて、お参りしておみくじ引いて帰るでしょうが・・・。


「ひかりたび」はそんなことでは帰りません★




お堂に上がらせていただいて、できるだけ観音さまの近くに伺います。


裏側に回ると、「お前立ち」とよばれる、観音さまの像があります。


浅草寺の観音像は秘仏なので、開創以来、ご開帳されたことはないそうです。


クツを脱いで、お堂の中に入らせていただけます。


真言宗のお寺のように ご祈祷はないのですが、申し込みをするとお札をいただけます。


お堂の中に入らせていただくと、一歩外の喧噪がウソのようです。


この、ほんの少し、踏み込むことで全く違く世界へ入れるのですね。


同じ空間にいて、同じように観音さまを 拝んでいても、


あと一歩、もう少し 好奇心を出して、たずねてみると、


意外に「ご自由にどうぞ、お参りください」と、上がらせていただけるのです。


いつも、小さなお堂を見つけると、上がらせていただきます。


そこには 仏さまとご一緒させていただける別世界があるんです。



さて、ゆっくりと お参りしているさなかに、大雨になってしまいました・・・雨


少し小止みになったところで 影向堂(えこうどう)へと向かいます・・・。


ここはちょっと穴場です。


阿弥陀如来像とか。
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日本庭園があったりとか。


竜神様、九頭竜権現さまがお祀りされいていたりとか。


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「また縁起には、

「天より百尺ばかりの金龍が舞い降りて、観音さまをお守りした」とある。

 浅草寺の山号「金龍山」の由来である。」ウィキペディア



やっぱり 竜神さまだ・・・、今年は・・・?






淡島堂。阿弥陀如来像が安置されています。


とても静かにお参りできます。
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影向堂では、ご朱印もいただけますし、


こちらはに、十二干支の守り本尊がおられます。


静かな空間に居並ぶ、観音像をはじめ、虚空菩薩さまや勢至菩薩さまなどの


お姿にとても癒されます。


本堂のあたりの喧噪とはうってかわって、静かにお参りできますよ。
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こういう空間があるから、お寺っておもしろい・・・。


雨もポツポツ降っていますが、傘がいるかいらないかの、感じでしたカエル





さて、お参りを済ませたら、それではいよいよお楽しみのランチです音譜



ぎりぎりまで 天丼にするか、有名なもんじゃ焼きのお店にするか迷いましたが、


結局、こちらのお店に決めました。


その名も もんじゃ焼き 「満月」

こちらの名物は「満月もんじゃ焼き」だそうですが・・・。



みんなが頼んだのは、「新月もんじゃ焼き」でした(笑)


海鮮素材と、生地に イカ墨が入っていて、


鉄板に溶け込むほど生地がまっくろ手裏剣

隣のテーブルでは、「海鮮もんじゃ焼き」にしましたエビ

焼き方がわからないので、お店の方に教えていただきました。


「小さいころに、駄菓子屋で おやつによく食べたー音譜」という関東組。


「駄菓子屋で売ってたのは たこ焼きだったー」という関西出身組。


もんじゃってやっぱり 東京方面の食べ物ですよね。


でも、今回、ご参加のみなさまは、もんじゃ焼きをとても楽しみにされていたのです。


(東京出身者なのに) そういうものなのですね。


天丼はまた今度ね・・・割り箸

焼きそばも追加して、とってもおいしかったですよ。





ランチの間に、かなりの雨が降っていたようですが・・・


お店を出るころには やんでいました。


さて徒歩数分で、今度は浅草の水上バスのりばへ。


建物に入るまでは 傘はいらなかったのですが・・・、 



チケットを買っている間に、雲行きが怪しくなってきました・・・。
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10分くらいすると、豪雨になってしまいました雨




写真は下見の時のものなんですが


船を待っている間に待合室から見える景色なのですが、


窓をたたきつけるような雨になってしまいました。

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ちなみに、真ん中の黄色いビルはアサヒビールの建物。


上の青いガラスのところはお店になっていて、ビールが飲めるのだそうです。



アサヒビールと言えば・・・



アサヒビールといえば・・・ビール






「アサヒ スーパー ドラーイ!!」




ぐびっビール


         ラブラブ ラブラブ! ラブラブ  ←  意味不明 !

 


そうじゃなくて!!





水上バス待合室には、なんとこの方がおられました・・・アップ



ハリウッドスターの、そう、

ダイ・ハードの、あの方ですキラキラ


いったい、何してるんだろう?と思ったら、ろう人形館の広告でしたクラッカー




に、似てるーーー目


などと言ってる間に、乗船のお時間になり、船は 静かに動きだしました。



デッキは蒸し暑いので 1階の船室へ。ここは冷房が効いて涼しいです。


優雅な船旅気分~音譜



この窓のすぐ目の前は 水面なんです。



クルーズの間も、そこそこ雨が降っていました。(写真は下見の時のもの)
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たくさん橋がかかっていまして、それぞれアナウンスで 説明があります。



最後はレインボーブリッジが見えるんです。
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・・・ということで、約30分のクルーズを終えて、浜離宮恩賜庭園に到着しました。


と、ここで、雨が上がっていました晴れ




一同、まさに 驚愕~!?




この日は、ここまで、ほとんど傘をささずに 過ごせたのです~叫び 


まさに、天のはからいとしか、言いようがありません・・・。


【よい子は真似をしないように…】




浜離宮恩賜庭園

東京湾から海水を取り入れ潮の干満で景色の変化を楽しむ、

潮入りの回遊式築山泉水庭。


江戸時代に庭園として造成された。園内には鴨場、潮入の池、

茶屋、お花畑、ボタン園などを有する。


もとは甲府藩の下屋敷の庭園であったが、将軍家の別邸浜御殿や、

宮内省管理の離宮を経て、東京都に下賜され都立公園として開園。


複数の茶屋の復元計画が進められており、

2014年度に「燕の御茶屋」が完成予定である。(ウィキペディアより)



浜離宮恩賜庭園はその昔は、徳川家の別邸でした。



将軍が鷹狩りをするのに遊びに来られたのです。



庭園の池のお水は海水をひきこんでいます。





30分ほど、園内を散策jしまして・・・、



中之島にある、お茶室で、お茶をいただきました。




夏は、冷たい、氷入りのお抹茶をいただけますお茶


月替わりのお菓子も、なんとも風流ですラブラブ


お庭を眺めながら、ゆったり、まったりと 極上のひとときでした・・・合格


ここも、ほんとうに静かで癒されますよ・・・。



最後に、汐留・新橋方目の出口に向かうときに観ることができるのが、


樹齢300年の松の木。


人が前に立つと、この大きさです。


枝振りがみごとで、代々、丁寧にお世話をされてきたことがわかります。




この、浅草寺から、浜離宮までのコースは私のお気に入りなんです。


関東の方が、「東京ってステキな街ですねー。大好きになりました音譜」と


おっしゃっていただけたのが、とてもうれしかったです。



私は転勤族なので、どの町も、「住めば都」だと思っています。


どの町にも、それぞれに素敵な風景がある。


おいしい名物の食べ物がある。


そんな思いで この「ひかりたび」を主催しています。



ということで、今回も楽しく、「足元にある聖地」の旅を


みなさんとご一緒することができました。


雨にほとんど合うこともなく、みなさん、無事にご自宅に帰ることができました。


ご参会いただいたみなさま、本当に どうもありがとうございました~ニコニコアップ





次回は、箱根での1泊2日、


「九頭竜神社、箱根本宮、箱根神社の三社参り」 です。


オフィスエレガンテさまとの共同企画です。


若干名の募集ですが・・・。


みなさまもご存知のとおり、今年は、竜神さまが せっせと日本を洗っておられます。


私も行く先々で、竜神様に追いかけられている気がします?


ピンとこられた方は、どうぞよろしくお願いいたします。


詳しくは   こちら