金剛峯寺では、大広間でお坊さんの法話を聴くことができます。
大広間にかかった、曼陀羅と、弘法大師のお姿。
法話は途中から聞いたのですが、
10分ほど追加してくださってとても心に響くお話でした。
「この金剛峯寺にも、年間20万人の方が訪れます。
ここへ来ないで、奥の院へ直接行かれる方もあるでしょうから
年間100万人くらいにはなるかもしれません。
高野山へ来たなら、ぜひともなさっていただきたいことがあります。
写真を撮るのも、美味しい料理を召し上がるのも、いいでしょう。
でも、ここは『祈り』の空間です。
ぜひ一番になさっていただきたいことは『祈り』です。
ここは本気で祈る場所です、中途半端な思いなら止めたほうがいい。
夜の奥の院に行ってみると、全国各地から、真剣に、
真剣に弘法大師におすがりして祈り続けておられる方が
大勢おられます。
なぜ、どのような悩みがあって、この地においでになったのか、
たずねることはいたしません。
けれどもみな、必死で祈っておられます。
弘法大師は、悩みを持つ一切の人々を救うためにご入定されたのです。
その本気さ、真剣さに救われたくて、1200年、1200年ですよ、
それだけの時間を経ても、おすがりされる方が全国から訪れるのです。
何がそれだけの方々を、これだけ引き付けるのでしょうか。
それは弘法大師の思いがそれだけ強いということの証でしょう。
目に見えるものよりも、見えないものが一番大事なのです。
そこへつながるのが、『祈り』なのです。
ここ高野山は祈りの聖地なのです。」
まるで、このツアーの答えのようなお話を伺いました。
じーーん。
高野山に来られて、本当によかったなぁ・・・
お話が終わり、外へ出てみると
ゆるキャラ、「こうやくん」が来ていました。
子どもたち、大はしゃぎ、大喜び
法話の間は、ぐっすりと眠っていたのですが
ゆるキャラに出会って、すっかり目が覚めました
さて、そろそろ、お昼ごはんですよ~