深く、暗い森に佇んでいた

右を見ても、左を見ても、先が見えず、ただ暗い世界が広がっているだけだった


何も考えず、ただ歩いていた

いつかはこの暗い森を抜けられると信じて


動物たちの声が耳に障る

荒れた地面が足を止めさせる


ある時花を見つけた

暗い森でも鮮やかな色が目立つ、美しい花だった


よく見てみると傷が付いているのがわかった

強い風や獣に踏まれると折れ、立ち上がれないだろう

花が折れないように支えてやることにした


この花が傷を治し、踏まれても折れない花になるまで見守ろうと思う