【江戸時代のファイナンシャル教育】 | 予定調和 ~伝統と革新~

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【江戸時代のファイナンシャル教育~江戸東京博物館~】

先日、母と
江戸東京博物館に出向きました。

江戸コーナーと東京コーナーがありましたが、
時間の(と体力 笑)の関係で、
江戸コーナーを中心に見学したところ、
想像以上にいろいろ勉強になりました✨(*^_^*)

ファイナンシャルプランナーの目線で
(まだ次を勉強中の身ですが)
特に興味深かったのは、
江戸時代のファイナンシャル教育です。

こどもたちは、寺子屋で
(奉公にあがるまでだとすると
12歳までには、かな、おそらく。)
「これ一冊で商売の基礎はマスター」
的な本で、ちゃんと商売の勉強をする。


また、町人の女の子は
教養、芸事、礼儀を身に付け、
武家奉公に上がって
良縁の輿入りを目指すため、
スパルタで教育される。
現代女子と変わりませんね(笑)


貨幣や日用品のレートが
当時も当然あって。



仮に、法人を武家屋敷(大名)
個人事業主が商人とすると、
人数比的に
明らかに個人事業主が大半だったろうから、
今よりも個人個人が直接的な買付を
しないといけなかったはずで、
相場に敏感であることが
当たり前だったのかも。

ファイナンシャル教育は素晴らしいけど
やはり医学はまだまだで。
医療制度なんてないから、
お金がないと医者にもかかれなくて
平均寿命が60未満と早く、
飢饉や天災によってたくさんのひとが
亡くなってしまい、
GDPを人の意思でコントロールできないぶん
包括的な経済政策は効を奏しにくかった
のではないかと推察します…。





生活水準に恵まれ
個人の自由が尊重されている現代は
なんて頑張りがいがあるんだろう✨

先人と、環境と、自然に
感謝しないと



特に、わたしは
控えめに言っても
あまり丈夫でないので
江戸時代だったら生きていけません💦

博物館の時点で疲れて、
かごに乗れて機嫌よくしてます(笑)
(ちなみにこれは、大名の参勤交代の
籠だとか。意外と小さい…。)



そして、
こっちはお姫様の。
わーい、わたしこっちがいい!(笑)
(乗れないようになってます 笑)


と、
ほぼほぼ駆け足でしたが、
興味深く見学できました✨

全体的に
生活をクローズアップした
展示の仕方をしてるので、
社会人になってからの方が
親近感が持てると思います(*^_^*)