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カナダへ輸入されたみそすーぷのお話

大阪からバンクーバーにやってきたみそすーぷの日常です。
2014年生まれの長女メープル
2017年生まれの長男サーモン
そしてうざおもろい旦那J
の4人家族で日々楽しく暮らしています。

我が家の長女メープル。

この秋で8歳になります。

今、ゲゲゲの鬼太郎に絶賛どハマり中で

四六時中鬼太郎の話をしはるんですが、

寝る前の、ベッドに入って部屋を暗くした時が一番ヒートアップします。


今夜は特に自分の妖怪ワールドにどっぷりやったので

日記に書くことにしました。


メープル「ママ、知ってた? メープルな、鬼太郎の最後のエピソードのパート3見たことあるねん。」


鬼太郎があーでこーで、まなちゃんがあーでこーでとその回の解説から始まったかと思えば、そこから妄想の世界へ突入。


メープル「ママ、実はね、夜の12時になったら、テレビに向かって『ようかい』って言うねん。そしたら画面にポータルが開いて、ゲゲゲの森に行けんねん。でもポータルを開くのはメープルの声しか開けへんねん。」


私:そうなん? メープルそんなんできんの。



メープル「妖怪いっぱいおってな、ほらそこにいも今いてるわ。」

私:えっ、おんの?

メープルには見えんの?



メープル「うん、だってメープルは妖怪信じてるから」


メープル「鬼太郎とネコ娘そこにいてるわ。」

私:えっここに?
ママは見られへんの?

メープル「うん、見られへん」

私:どこから出てきたん?

「テレビのポータル」

…一旦静かになったから、妖怪妄想話はおしまいやと思ったら


メープル「あ、ほらそこに悪い妖怪いてるやろ? 」

まだ妖怪の話!?笑ニヤニヤ
ほんで、えー悪い妖怪なん?

メープル「そう、赤い目のやつ。おどろおどろやで。」

私:えっ、おどろおどろて〇〇の回に出てきたやつやん。怖いやん。

…無言でゆっくりと指鉄砲を天井の角に向ける

私:えー指鉄砲(鬼太郎の必殺技!!)やん!! ニヤニヤいつの間にそんなんできるよーなったん!? 笑笑い泣き笑い泣き笑い泣き

メープル「妖怪パワーあるねん。」

ゲゲゲの鬼太郎にハマりすぎて、妖怪パワーを手に入れ、

ついには鬼太郎の必殺技の指鉄砲を使いこなせるようになった我が娘に、

横で寝てる末っ子次男を起こさんよう声を殺して大爆笑してたら



メープル「そうだ、鬼太郎とネコ娘に知らせなくちゃ。」

(ここだけ突然標準語。笑)


私:鬼太郎とネコ娘、今この部屋にいてる言うてたやーん!

笑い泣き

そして古いもう使ってないiPhoneをおもむろに手に取って、充電されてないかもちろん真っ黒な画面をじっと見つめながら、鬼太郎へのメッセージをタイプ(するフリ)をする我が娘。

なんかもういちいち真剣なんが面白おかしくて、可愛さと愛おしさを一周して、面白さに戻ってきたというか。


声殺しながら、涙流しながら笑ってる私を見て本人も一緒に爆笑。

それを見てサーモンも

サーモン「なんで笑ってんのぉー?」

てきいてくるもんやから


私:ねえねな、鬼太郎好きすぎて

妖怪パワーを手に入れてな

ついには指鉄砲までできるようなってんて!

すごすぎへん!?ポーン


てもう、この説明してるんも笑ってもて。


そうこうしてるうちにもう時間は9時半近く。
さ、もういい加減寝よ。と言った私にニカッと笑って

メープル「ママ、メープル妖怪だーいすき❤」


この妖怪妄想への集中力を

ちょっと宿題に使ってくれないものか。。。



ブラックベリーソースを口の周りにつけて喜ぶ二人。爆笑