私、
お母さんのことがめっちゃ好きやねん。
お母さんのことがめちゃくちゃ好きやねん。

どうしようもないぐらい大好きで大好きで大好きで
恋焦がれてるねん。



だけど、
ずっと「片思い感」があるねん。




お母さんの一番は私じゃない。
尽くしても尽くしても尽くしても
その思いは届かない。
(あー、書きながら泣けてくる(´TωT`))


今回、
自分の「やりたい」を叶えていくにあたって
そこに

「お母さん」

という大きな壁が何度も立ちはだかる。




私、アルコール依存症家族出身やし。
生粋の意味での「アダルトチルドレン」やし。
(元々のアダルトチルドレンの意味は、アルコール依存症家庭で育った子どものことを指してた)



最近は
アダルトチルドレンという言葉とセットで

「毒親」
なんて言葉も流行りだして。



でもね、
うちは父親がアルコール依存症やったし
母はバリバリの共依存やったけど、


「毒親」ではないとずっと思ってた。
母に関してはね。



虐待する訳ではないし、
ネグレクトする訳でもない。


どちらかと言えば、
愛情深い人やったと思う。(思ってた)



そんなに怒られることもなかったし、
勉強しろと言われたこともないし、
否定的なことを言われることもない。


どちらかと言えば、
いつも褒めてくる人。



ガミガミ怒鳴るタイプではなく、
静かに言い聞かせてくる感じだった。



だから、
バリバリの共依存ではあるけど、
「毒親」じゃない、

母なりの愛情は
たくさん掛けて来てもらったなぁ
 と思ってた。

********

だけどね。


ここのところの「立ちはだかる母」の存在に触れて、


えっ、
この人、めちゃくちゃ毒親やん!!!


って気付いてしまった(´°д°`)




はしのんさんのお母さんみたいに
私のことを蔑んだりすることはない。


ガミガミ怒ったり
怒鳴ることもない。


威圧するようなことも言ってこない。


もちろん、
暴力も振るわない。



きみちゃんはお利口さんだねー
いい子だねー
お母さん、本当に助かるわー


そんな言葉を言って
ニッコリ微笑むのだ。




てもね。


パニック障害になって
鬱も酷くて動けなくなった母が言った言葉は



「そんなきみちゃんは、本当のきみちゃんじゃない!!
早く、昔みたいな
明るく元気なきみちゃんに戻って!!
神様を信じるきみちゃんに戻って!!」
(この時は新興宗教やってた)

やった。



絶望したねー。
あー、動けない私には価値がないんや、
役に立たない私は、用無しなんや、って。



それでも、
母のことが大好きで。
毒親とは思ってなくて。



だけど今回、
自分のやりたいことをやるために動き出そうとしだしたら、
母のあれこれが露呈してきた。


いや、
今から考えたら

母のあれこれはずーーーーーっと
ダダ漏れしてた。



ひとつひとつは心に引っかかっていたのに、
毒親のカテゴリーからは
ひたすら私が抜いていた。




何度も何度もイヤだと言っているのに
辞めた宗教に復活することを勧めてくる。


その宗教の教えに固執し、
私に家を継がせようとする。



それは、
「家」という建物そのものも、
そして、
「家系」というものも。
(家系を継がせようとするのは、その宗教の教えで、継いで位牌を祀らないと、自分があちらの世界で食べられないという理由。←知らんがな)




母はね、

10年前に私がモラハラ夫のところから子ども3人連れて帰って来た時、

「あぁ、やっときみちゃんが
私の元に帰ってきてくれた」

って思ったんやってヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)



私が結婚する前から…
その信仰をし出してからやけど、
私に家を継がそう継がそうとしてた。



私もその時はバリバリの信者やったからね。
頭では分かってるねん。



だけど、
その支配感というかコントロール感が
無意識で怖くてね。



結婚話、無意識に破談にしたりしてた。




母からこのセリフを聞いた時、


あの10年前にボロボロの状態で帰って来た私を心配するのではなく、


自分のところに帰ってきてくれた
って受け取ってたんや
って思った時、


初めて
怖い
と思った。



それからも
いつ離婚するの?
いつ旧姓を名乗ってくれるの?
いつ家を継いでくれるの?



私にばっかり言うてくる。
妹には全く言わない。



一番腹が立ったのは、

「あんたんところ、
3人も男の子おるんやから、
1人ちょうだい」

って言われた時。



私や子どものこと、
モノやと思ってんのか!!!


自分の勝手な思いを叶えるためなら、
私や子どもたちがどうなっても、
私や子どもたちの思いなんてどうでもいいのか!!


そう思ったら、
腸が煮えくり返った。



…それでも
今回のことがあるまで
毒親だなんて思ってなかったなー。

相変わらず 
お母さんのこと大好きやし。



でも、
大好きやってどんだけ言っても伝わらない。


見捨てない、
面倒見るのも嫌じゃない、
って言っても、

全然受け取ってくれない。



ただ面倒見るだけじゃ意味がないのだ、宗教的には。


家系を継いで
位牌を守らないと

宗教的には何の意味もない。



母は地獄で苦しむらしいのだ。



…知らんがな。
私は信じてないしな。


そんな
自分の勝手な理由
押し付けてくんな!!!


そんな執着ばっかり増やす宗教なんて
辞めちまえ!!!



「家」という箱物自体にもめっちゃ執着持ってるけど、


あんな地獄を経験した家に
私が住みたいと思うと思ってるの?!



お父さん、もう死んでるやん。
私は平気やで。

って。



そりゃあ、
お母さんはあの地獄の中、
自分一人で逃げていったもんなぁ。
何度も何度も!!!



私に
「妹とお父さんを頼む」
って言って、

自分だけ宗教の場所に逃げていったもんなぁ。
何度も何度も。



私、お母さん守りたかったから
頑張って妹のこと守ったよ。


怖かったって記憶すらないもん。

未だに
あの時のシーンの数々を思い出しても
「怖い」
って感覚は全く出てこない。



…だけど、
全く関係ない日常で、

私は常に
正体の見えない怖さと不安に
今も包まれてるけどな。



常に身体は強ばってて
力入ってるし、
足の指先もピンピンやし、
歯も食いしばりすぎてめっちゃ削れてるしな。


力抜くって
どういうことかよく分からんしな。



お母さんのこと
守りたかっただけやねんけどなぁ。


きっと
めちゃくちゃ怖かったんやろなぁ。
(今でも感覚は出てこない)


そんな家に。
私に戻ってこいと?!



今でも
あの家にはなんかいる。

身体も心も休まらない。



どれだけイヤだと言っても
どれだけキツイ言葉を投げつけても


認知症の症状もあるのか、
母は日に3度も4度もその話をしてくる。



肝心の私の気持ち、

お母さんのことは大好きだよ
お母さんのことは見捨てないよ

の言葉は全く受け取らずに。



…私の心がどんどん疲弊していく。



母と話した後は、
喉の詰まり感がひどくなって
何度も何度もえずきが止まらなくなる。
えずきすぎて、胃液が上がってくるほど。

********

私の母を思う気持ちを分かってもらえない
悲しさ
淋しさ
悔しさ
腹立たしさ。


何度も何度も伝えても
伝わらない
悔しさ、淋しさ。



自分だけが苦労をして、
自分だけが辛い思いをして、
自分だけが毎晩不安な日々を過ごしていると思ってる。



私だって
お母さんよりももっと何十年も前から
心臓が潰れそうなぐらい
怖かったわ!!!
不安やったわ!!!
しんどかったわ!!!!


得体の知れない恐怖に
いつも支配されてたわ!!!



…それでもお母さんのことが大好き…( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )



そんな思いを何度も何度も行き来して、

何度も何度も
心臓が潰れるような感覚を味わって、




そして、ついに。


あ、お母さん、毒親や。
って。



怒鳴りもしない、
蔑まない、
否定しない、
暴力振るわない、



だけど、
真綿でずーーーーーっ私の首を閉めて続けてきた。



ずーーーーーっと
私のことよりも自分のために
いろいろやってきて言うてきた。




はしのんさんの記事も
アップされたその時に読んだ時には


ふーーーーーん

としか受け止められなかったけど、



今、
ようやく響くようになった。



親を捨ててもいい。



私の場合は
まだ報われない思いがあり過ぎて

それでもお母さんのことを嫌いになれない。



だけど、
お母さんのこと大好きなまま

お母さんを捨ててもいい。
お母さんから逃げてもいい。
(逃げるのも申し訳ないと思ってた)



今回も
何度も何度も
私が「やりたいこと」を諦める方がラクだと思った。


今までのように
自分を犠牲にして生きる方が
私にとってはラクなのだ。



だけど。
それでいいのか?!

今、この瞬間
私は死んでしまったら後悔はしないのか?!



いや、このまま死んだら
絶対に後悔する。


それだけははっきり分かった。



そしてこの間、
いろんなことがあっても進み続ける姿を見せ続けてくれたぢんさんの存在も
とっても大きかった。



諦めなかったこと、

諦めなかったが故に
母に何とか安心してもらおうと、
納得してもらおうと
頑張った結果、


皮肉なことに
母が毒親だったことにようやく気付き、


そんな母から逃げてもいいのだ
というはしのんさんの記事を再び目にし、



ようやく
母を捨ててもいい
母から逃げてもいい

と思えるようになった。



よく頑張って来たよなー、私。



これからは
自分のために生きていこうね、私。




まとまりのないまま、終わり。
今の気持ち、残しておく。