自分の思いばかりを押し付けてくる母。


歳もあるし、
認知症っぽいのもあるし、
仕方ないのもあるけど、


私からの「愛情」の部分だけは受け取らず
すぐに忘れ、

自分の不安な部分ばかりを
大事に大事に抱えて思い込む。



そして、
説明しても説明しても

拗ねて
いじけて
自分が受け取りたいようにしか受け取らず、



私が
「これだけはイヤだ!!無理だ!!」
と言っていることに対してだけ

ピンポイントに言うてくる。


私だけに。
妹には言わずに。



私はお母さんが大好き。
それも何度も伝えてる。

見捨てるつもりもない。
てか、見捨てられない。


だけど、
何度話しても話しても


その部分は全く伝わってなくて
私の嫌がる部分…「家を継げ」の部分を伝えてくる。


そして、
泣くのだ。


私はひとりぼっちで死んでいくのだ、と。



何度も何度も。


自分だけが辛い、というのだ。



今日はせっかく
お気に入りの神社を見つけてご機嫌さんだったのに、

母からの電話で一気に興ざめ。



今日は私の思いもキツめに伝えてみた。



だけど、
スッキリはしていない。


自分だけがしんどい、辛いという母。


私がどんな思いで
あの家で生きてきたのか、

何度話しても通じない。
伝わらない。


伝わらないのは分かってるけど、
それでも
今日は言わずにいれなかった。


神社の境内で。
(ごめん、神様💦)



胸が苦しくて
心臓が潰れそうになる。


いつまでも
この人に分かってもらうために

自分の心をすり減らしてる場合じゃない。


分かってもらうのはもう無理だ。



「もう、心臓が苦しい
切るわ」


そう言って電話を切った。


もっと早く
自分を守らなきゃいけなかったな。



その後も
自分が言ったことを忘れているのか、
ケロッとした電話が何度も掛かってくる。



本当に記憶にないのかな。



自分の道を歩もうとすると、
必ずこうやってお試しがやってくる。


心揺さぶられる。


だけど、
その度に
本当に自分のために
進んでいくことを
何度も何度も決め直して進んでいくのだ。