昨日の朝、母から電話があった。
おはぎ作るから、取りにおいでって。
 
 
その話の流れで、私の誕生日の話にやった。
もうすぐ私の誕生日。
誕生日は私の中では特別の日。
 
この日は前々から私が喜ぶことをしたいと思ってたけど、
今のところ思いついてるのは、
大好きな京都でキレイな景色を見たいということ。
しかも、一人じゃなくて。
出来れば母と息子と行きたいなと。
 
 
でも、母に言っても、
また宗教の用事と重なってて
そっちを優先されたらいやだなと思ってなかなか言えず。
 
 
このタイミングの電話で、
「誕生日には昼ご飯でも食べるか?」
と言われたので、
「私は京都に行きたいから京都に行く」と伝え。
「お母さんも一緒に行こう(「来て欲しい」と言ったのかな?)」
と言ったら
「うーん…」と言われ…
 
 
案の定、宗教の予定が入ってた。
 
 
そこからペラペラと自分の宗教事情を話し出すんだけど、
何を聞いても、
宗教優先で私のことを後回しにされているようにしか聞こえなくて。
 
 
 
どんどんお腹の底にもやもやが溜まってきて。
 
あー、このまま黙っておくことは出来ないなーと。
黙ってたら、また私の気持ちを置去りにしちゃうなーって。
←置去りにすることに対しても腹の中の私が怒ってる。
 
 
 
ペラペラ喋り続ける母の話に割り込むのは勇気もパワーもいるけど、
勇気を振り絞って、
「日にち、変えて」
(他の日に行ってもいい行事だったみたいなので)
ってとりあえず言った。
 
 
 
その後も
相変わらずペラペラと自分の都合ばかり話し続ける母にめげそうになり、
諦めそうになったけど、
「私は誕生日のこの日に行きたいねん!!」
「この日じゃないと嫌だ!!」
というようなことを言ったと思う。
 
 
本当はもっと言いたかった気もするし、
もっと別のことが言いたかった気もするけど、
言えたことがOKだ。
 
 
なかなか自分が何を言いたいのかも分からない私が、
思いの一部分だったとしても、
口から出してあげれたことがOKだ。
 
 
ペラペラ気持ち良さそうに喋り続ける母の話を
中断してはいけないと思い続けてきたけど、
母のことよりも自分の気持ちを優先出来ただけでOKだ。
 
 
 
そして、
昼からも母と電話で話した。
 
 
そしたら、
どうやら母、一緒に京都に行けることを楽しみにしてるっぽい。
 
 
…ん?
あれだけ宗教の用事がどうのこうの言うてたのに…
妙に楽しそうやな。
ホンマは行きたかったんか?
 
 
…もしかして、
いちいちああいう言い方しか出来ひん人なんか?!
 
ああいう言い方しか出来ひん人やのに、私が勝手に
「私よりも宗教の方が大事なんや…!!」
って拗ねて、いじけて、怒って、憎んでただけなんか??!!
 
 
 
…そういえば前々から
「私、美味しいもんも食べに行ったことないし、
観光とか旅行とかも殆ど行ったことない。
また連れってってや」
って何回も言ってたよね。
 
 
何や、もしかしてお母さん、
私とどっか行きたかったんか?
一緒にご飯食べに行きたかったんか?
 
 
 
でも、誘う度に「宗教が…」って言うから、
私は私よりも宗教が大事なんやって思って悲しかったけど、
そういう言い方しか出来ひん人やったんか????
 
 
 
なんや、そうやったんや。
そういう人やったんや。
それを私が拗ねて受け取ってただけやったんや。
 
…笑ける。
 
 
そんなびっくりな気付きのあった昨日の午後(*^^*)
 
 
 
 
そして今朝。
 
昨日、頭が痛くて怖くて不安になった話をしたら。
またまた母が
「あんたは嫌がるかもしれんけど…」
という枕詞とともに、宗教の話をしようとしてきた。
 
 
私も「またや!!」と思ったから、
瞬時に「私の味方をしなきゃ!!」って思って
「言わんとって!!」
って母の言葉を遮った。
 
 
 
でも、言いながら、
何か違うなということを感じたので、
自分の気持ちに聞いてみた。
 
 
 
そしたら、
どうやら「今の私の気持ち」としては、
宗教自体が嫌な訳じゃないみたい。
 
お母さんが私よりも宗教の方が大事、
みたいに思ってるのがイヤ、
 
手かざし(その宗教の技)さえすれば、
母として娘にやれることは全部やってやってるって思ってるのが、
私のことを大事に思ってないように思えてイヤ、
 
って気持ちが出てきて。
 
 
 
そう気付いたら、言わずにおれなくなって。
 
「さっき、もう言わんとってって言ったけど、
今の私の気持ちはそうじゃないわ。
 
お母さんが私のために手かざしをしてあげたいって思ってくれてるんやったら、
それはそれでしてくれたらいいねん。
 
ただ、手かざししたら終わり、
手かざししたらお母さんが私のためにしてあげられることはもうないって感じになるのが淋しいねん。
それだけで終わりってなるのが淋しいねん。
 
もっと私を見てて欲しいねん。
もっと私の気持ちを聞いて欲しいねん。
 
手かざしだけが私のために出来ることって感じやと、
私のこと大事にしてもらえてない気がして淋しいねん。
 
だから、手かざししてくれてもいいけど、
それが終わったらすぐに帰ったりどっか行ったりせんと、
ちゃんと私と一緒におって。
ちゃんと気持ち聞いてな。」
 
って言うようなことを言えた。
 
 
勇気を振り絞ってとかじゃなく、
自然と、するするするーっと言葉が口から出てきた。
 
 
 
そしたら母も
「分かった」
と言った。
 
 
「私もあんたの気持ち聞きたいけど、
何も言わんから分からへん」
とも言うとった(笑)
 
 
 
 
あー、そのセリフも、
前々から何度も言うてくれてたねぇ。
 
でも、私も自分の気持ちが分からへんかってん。
気持ちもわからんし、
言葉にも出てこんかってん。
 
 
でも、ちょっとずつ気持ちが見えてきたし、
言葉にも出せるようになってきたから。
(見えへん時も多々あるけど。)
 
これからはちょっとずつ言葉に出して伝えていくわ。
←これらは、今思ってる言葉で、
  まだ母には伝えてはいない(;´∀`)
 
 
 
私、すごいやん。
私、気持ちがちょっとずつ分かるようになってきて、
言葉にも出せるようにもなってきて、良かったね(*^^*)
 
 
 
【おまけ】
 
ショッピングセンターで急遽待ち合わせすることになって行ってみたら、
なんと、あのおケチなお母さんがお昼ご飯をごちそうしてくれた♪ヽ(=´▽`=)ノ
 
びっくりしたし、
今までやったら「ええわ」って気を遣って言ってしまうところやけど、
素直にすぐに「ありがとう♡」
って言ってごちそうしてもらった♪