先日、
とある出産系?いのち系?のドキュメンタリー映画を観てきた。
出産する場面は
人のものであっても
何度見ても心に響くものがあって、
心震えるものが観たいなぁ
と思って観に行ったのだ。
…結果。
出産シーンには涙した。
赤ちゃんが出てくるところなんかは
胸の奥から込み上げてくるものがある。
でも…
その前後の、思いを語るシーンとか
言葉とかにむちゃくちゃ違和感を感じた。
お母さんならこうするべき、とか
ここは自分が耐えて乗り越えるべき、とか
感謝しなきゃ、とか
気持ち分かってあげなきゃ、許してあげなきゃ、とか。
ぐへーーーーっ、
大きなお世話だい!!
って思うと同時に、
こうやって、べきねばを引き継がせていくんだなぁ
って思ったら、ちょっと怖かった。
映画作った人の意図はそうではないのだとは思うんだけど

でも、
そう感じてしまったんだもん。
そういうところに目がいくようになっちゃってるんだもん、私…
出産もいのちも尊い、
でも
それと同じぐらい
自分の気持ちを大事にすることも大事だって思うんだもん。
だから、
「自分の気持ちを押し殺してまでも
母として子どものために生きていく」
「(どんな母であっても)許して感謝していく」
みたいな場面を見ちゃうと
苦しくなる。
(←あくまでも、私の受け取り方です)
この映画の第2作もあって申し込んでたけど、
キャンセルした。
キャンセルすることも、今までやったら出来なかったなぁ。
(心の声)
たまたまそう受け取ってしまっただけかもしれんで?
作った人の意図と違うものを受け取ってそう思っただけかもやから、
もう一つぐらい観てみた方がいいんちゃうかな?
それに、
満員御礼になってるのに、断ったら悪いやん…
等々…
こんな感じで
今までやったら違和感感じながらも
映画を作った人の真意を汲み取らなきゃ、とか
主催者の方に悪い、とか
他人のことばっかり考えて
断ることをせず
自分の気持ちを無視して観に行ってたと思う。
でも、
もういいや。
自分の違和感を信じよう。
人の気持ちを慮るのではなく、
自分の感覚の方を大事にしよう。
わざわざ不快な違和感を感じに行かなくてもいい。
自分の気持ちを無視して、
主催者側の都合を考えなくてもいい。
違和感のことも書きたかったけど、
こうやって思えたことも書いときたかった
