今日は引っ越し屋探し。


3社以上の見積もりを取らなければならない。




何度か引っ越し経験のある私は

A社が気に入っていた。



料金も非常に親切設定だったし、

だからと言って

仕事に手抜きはない。


いや、

非常に丁寧に仕事をしてくれた。



その仕事っぷりがとても気に入った。

・・・料金が安いこともね♪




で、

A社は当然、候補に入れるつもりだったが

3社以上の見積もりを取らなければならないので

他も探さないといけない。



今回の引っ越しは

公営住宅への引っ越しだけど、

同じ町内への引っ越しなのだ。



だから、

もしかして、近距離専門で

もっと安い引っ越し業者もあるかも知れない。



そういう会社も探さなければならないなぁ、

と思っていた。




で、

取りあえず

引っ越し屋の料金比較サイトがあったので

そのサイトで私の条件等を入力した。


そうしたら

8社の見積もりが可能だと出てきた。



その8社の中に

A社も入っていた。




8社の会社から

少しずつメールでの返信があった。



その中の1社・・・

B社はメールでの返信も驚くほど早かったが、

そのメールが届いた直後、

電話も直々に掛かってきた。



とにかく3社以上の見積もりを取らなければならない・・・

そういう意味では少し焦っていた私は

B社の見積もりを受けてしまった。


B社は11時半頃には来る、と言っていた。




その間にも

他社からも何通かメールでの返信は来た。


でも

A社からは来なかった。



B社が来る時間にはまだ時間があったので

私はA社に直接電話して

見積もりの依頼をした。



A社もすぐに来ると言ってくれた。



だいたい

A社もB社も同じぐらいの時間になるなぁ、

と思っていた。




もう一社、

公営住宅が紹介していた引っ越し屋があったので

そこにも見積もりを依頼した。



そこは

明日の10時ぐらいに来る、と言った。





さて、

どちらが先に来るか・・・

と待っていたら、

B社が先に来た。



長崎訛りのある

人の良さそうな中年の営業マンだった。


こちらには最近出てきた、

と言っていた。




入ってきて早々、


「うちが一社目ですか?」


と聞かれた。



「はい、そうです。

 でも、他にも見積もりを頼んでいるので

 もしかしたら、もう一社さんとかち合うかもしれません。

 すみませんねぇ・・・」


と言った。



この時は

この人の良さそうなB社の営業マンの言葉の真意は

全く分かっていなかった。


(続く)