どうも、初めまして。

「マトリョシカ」
「ドーナツホール」
突然ですがこちらをご覧ください。

ハチ時代からの米津玄師ファンならお察しの通り、
ボカロ曲をメインに取り扱っているスマホゲームのプロジェクトセカイ(以下プロセカ)に、
米津玄師さんがボカロP「ハチ」名義を使っていた頃の楽曲
「マトリョシカ」
「ドーナツホール」
「砂の惑星」
が追加されることが暗に公式から発表されました。
が、最近プロセカからボカロ界隈に入った人は
米津さんのことをあまり知らない人も数多くいるわけです。
今回の記事では、
🤔💭「彼のことを知ってもらいたいなぁ」
という思いから、米津さんについて語ろうと思います。
(といっても、上記の3曲についてはこれからプロセカを通して知れば良いので今回は解説しません)
前置きですが、私は米津玄師さんのファンではありますが、
ガチ勢ではありません。
というのも姉が米津玄師ガチ勢なもので……。
いや、米津玄師ガチ勢ってなんだよって話なんですけど。
良い感じの曲を入れて欲しい、とスマホを渡したら容量オーバーする勢いで米津さんの曲を詰め込まれたり。
(※ご丁寧に画集「かいじゅうずかん」を買うと付いてくるloveという曲まで入ってました)
よくみたら着てる服やカバンなんかがだいたい米津さんのライブグッズだったり。
米津さんの出演するラジオを録音して、少しでもノイズが入ろうものならこの世の終わりみたいな顔をしたり。
実はsyudouという名義で活動してましたとか言われても信じかけてしまうレベルのガチ勢っぷりなのですが、
まあ要するにこの前置きは
「細かい間違い等あっても許してください」ということですね。
(※ちなみにかいじゅうずかんには「折れたら嫌だから」という理由で触らせてすらくれません笑)
はい。というわけで長くなりましたが本題に戻ります。
米津玄師ってレモン?くらいしか知らないなぁ。
という人のために、まずLemonについて話したいと思います。
まぁ、言わずと知れた名曲ですよね。
歌詞の内容を要約すると
「大事なあなたが死んでしまってとても悲しい」という曲です。
ドラマ「アンナチュラル」の主題歌であり、
エンディングで流れる度に演出も相まってなんだか無性に泣きたくなる、そんな曲。
この曲、タイトルにもある「ハイヒール」という点に注目してMVを見ていただくと分かるんですが、このMVの中でデカレモン兄ちゃん……じゃなかった。
米津さんがハイヒール履いてるんですよね。
(※デカレモン兄ちゃんは菅田将暉のラジオでのリスナーからの米津さんのあだ名。デカい身長のレモンを歌ってる兄ちゃんのこと。安直である。)
このハイヒールについて、
プロセカ勢の方はもしかしたら「瑞希的な何かなんじゃ……」と思うかもしれませんがそうではありません。
米津玄師ガチ勢の方で知らない人はモグリだと言えるレベルの有名な話なのですが、これについては本人がインタビューで解説しています。
要約すると、お葬式の夢の中で列に並んでいた1人が周りを気にせず突然指笛を吹き始めた。という話です。
この夢を見ながら米津さんは、きっと亡くなった方とこの人の2人にしか分からない合図のようなものなんだなと思い、周りの視線を気にしない“その行為”をとても尊いものだと感じたそうです。
ここからインスピレーションを受けて、MVの中でもそれに近い要素を入れたい、ということでパッと見ではなんだか分からないハイヒールを履くことになったそうです。
とまあ、そこまで本人が解説してしまうと「語るに落ちてしまう」と本人も言っていたような気がしますが、
このように米津さんは曲に対してとても深い世界観を作っていることが分かります。
ここからが1番書きたかった部分なのですが、
フラゲだけで100万本売り上げた脅威のアルバム「STRAY SHEEP」なんかは特に、色んな媒体でインタビューを受けているため、収録曲については数多く本人の口から、どういった経緯の曲なのかが語られています。
しかし、(恐らく、確認した限りでは)語られていない曲が1つだけあります。
それは「ひまわり」という曲です。
語られない理由は1つだと私は思っていますが、それは単純に「語るに落ちてしまう」からです。
本人が語ってしまうと語るに落ちてしまうかもしれませんが、
曲から何かを感じ取り、考察するのは聴き手の自由だと私は思っているので私は自分の意見を書かせていただきます。
曲を聴いてみると分かりますが、優しそうな曲名に相反して力強く叩きつけるように米津さんは歌っています。
歌詞からは“遠くへ行ってしまった人“へのやるせない気持ちが伺えます。
……まあ、曲に関しては色んな人が考察を出しているので、調べてみるとすぐに分かることなのですが、この“遠くへ行ってしまった人”というのはwowakaさんのことを指しているとされています。
wowakaさんはプロセカにも「ローリンガール」「裏表ラバーズ」「アンノウンマザーグース」「ワールズエンド・ダンスホール」の4曲が実装されており、
先日、ゲーム内で実装されたミクとルカの絆称号の「あの日のダンスホール」が上記の曲じゃん!ということで話題となりました。
そんなプロセカ運営からも愛されているwowakaさんですが、
2019年に心不全で亡くなられています。
亡くなられた当初には米津さんもブログにて想いを綴っています。
話を戻します。
曲名や歌詞の中でも「ひまわり」という単語がでてきますが、
曲の中では「日陰に咲いたひまわり」と表現されています。
「ひまわり」という単語は、結構前の曲になるんですが、
「海と山椒魚」という曲にも使われています。
この曲は高校の国語などでも習う「山椒魚」という話の主人公を自分に例えて、米津さんの自殺してしまった知人への祈りを表現した歌とのことです。
この曲の中では、
「2人で植えたひまわりはとうに枯れ果ててしまった」
という歌詞として登場します。
2人の残したものは、“思い出“はもうこの世になくなってしまったという、悲しい歌詞です。
ここからひまわりを思い出と解釈すると、
日陰に咲いたひまわりというのは、じきに枯れてしまう……
時間の経過で消えていく思い出、ということになります。
そして2番では、
「日陰に咲いたひまわりが今も海を見つめてる」とあります。
先程のブログでは最後の方に、
「結局免許取りに行けなかったし海にも行けなかったですね。」
とあります。
ここから先は文字に起こすのもおこがましく思えるような悲しい気分になってくるのですが……。
行けなかったという後悔の念と、行く計画を立てていた頃の楽しい思い出を書き起こした歌詞なんだと思います。
とにかく彼との思い出が消えてしまう前に、この悲しみを、想いを曲にして残したかった。
アルバムの中で唯一彼だけに宛てたメッセージであり、
彼としか共有できない“ハイヒール“、もしくは“指笛”
そう考えると関係ない私が聴くのもなんだか悪い気がしてきて、
良い曲なんだけど逆に聴きたくないという、ジレンマに陥っていた時期がありました笑
まずい、私自身も米津玄師ガチ勢になっている気がする…。
ちなみにアルバムリリース当初、この話を姉にしたところ、
「そう!そうなんだよ!これはハイヒールなんだよ!!!」
と全力で同意をされました。
ガチ勢こわい。
そんなわけでぜひ、
皆さんもプロセカに収録された際には真っ先に米津さん、
もといハチさんの曲をプレイしてみてください。
そして米津ワールドの考察をしてみてください。
あなたの解釈、感想、待ってます。
また、今回はひまわりについてのお話がメインになりましたが、
wowakaさんが所属していたバンド「ヒトリエ」の3分29秒という曲も感情をメチャクチャにされるのでオススメです。
↑「エイティシックス」というアニメの主題歌なんですが、
アニメの雰囲気とも合わせつつ、ヒトリエの気持ちをも曲にしており、とても言葉では書き表せない感情になります。
P.S.運営は早くwowakaさんのアンハッピーリフレインを実装してください……
以上

