ガンガゼって何で駆除の対象になってんだ?

       

       ガンガゼは泥を食ってくれるデトリタス

そうナマコとおんなじ活躍をしてくれているらしい。

ガンガゼを駆除すると泥の始末屋が減ってしまい、いつまでも浮泥とヘドロは砂に変わることが無い、泥も泥として重要な役割があってもちろん大切なんだろうけれど(もしかして大型海藻はたまに泥のパックが必要なのかもしれない、他の宿りものからお肌を守る為にとか)しかし、海藻類の芽吹きには泥は無い方が良いのです。(泥が詰まった岩肌からは新芽の芽吹きは確認できずてっぺんハゲみたいに生えるので)

 

記憶を思い起こしてみるとガンガゼは昔から海藻の繁殖地には多くは存在しなかった、その訳は海藻を食べずに泥を食べていたからなのでした。

 

やし、ガンガゼが減ったら石鯛(最近数が増えた)のエサが減るわけで、石鯛ちゃん達はガンガゼでなくサザエ食べまくってサザエが減ってしまったら漁師の水揚げ減るしって事やろうからね、対馬全島で税金使って環境破壊行為をしてるって事なんだよ。これ、大問題って思ってますけど。

 

唐突に何をのたまうのかって?

ラッパウニを5ヶ月間飼育した結果、無節サンゴと石灰藻しか口にしなかった事実がガンガゼの食生活摂餌傾向に目を向けさせてしまったのです。

 

ご無沙汰しておりました馬藻です😅

なんとか生きてます。

 

まずは経過報告から

       

       2022年6月 ㊽番観音もたれ2019のA

       

       2022年11月 ㊽番観音もたれ2019のA

       奇跡の再生から再び消滅と言うお話。

       😭

何が起こったのか?

答えは簡単、食べられましたやね😱

 

2020から始まったフクロノリ、カゴメノリの大繁殖ではありますが今年二つの台風(11号14号)が西と東をかすめて通った後再生しかけていたノコギリモクやマクサ(天草)類が消えました。海底の大きな石がひっくり返った程の被害は無く「海藻が泥水にかき消された」と言った印象です。

       

     海藻が無くなった海でメジナの稚魚達は何を相談してるのやら

 

       

       8月㊽少しずつではあるが確実に食べられている

       

       10月㊽保護枠内のカジメは大丈夫

       

2022年10月微かにでも種がその命を繋いでくれます様に、祈りながら新たな石を置く。㊽番観音もたれ

       

       あれ?見間違えたか?

 

       

       2022.11.24 ㊽ 保護枠内にまさかのー

       イスズミちゃあーん

 

やられたぁー枠内のカジメは見事に全滅😭

 

2019年からの網が劣化したのか?

命懸けで網を突き破って食べたのか?

 

真相は分かりませんが、個体にはご臨終いただき破れはふせておきました。

普段銛や鉾を船に積んでませんし、この日は禁漁期間中のモニタリングでしたから、もう来月までそっとしとこうかとも考えましたが一度港に戻り銛を持って再び潜りました。

       

       一匹分の隙間があれば入るよって築城さんが言ってたなあ

 

       
 

2022年11月24日、旧暦11月1日現在

賀谷藻場には僅かなシワヤハズとマクサを残して大型海藻は皆無となりました。そしてビリヒバ(石灰藻)は再びピンク色に色付いてきました。

 

       

       ㊻大小浦山のシワヤハズも少しずつ食べられている。

 

 

㊽観音もたれの保護枠はもう一つ有りますのでその中のカジメから種が飛ぶことを期待しています。

 

話はガンガゼの事             

        
       
 

泥の始末屋が減った海ではひとたび時化ると何日も透明度が回復しません、海底に積もっている泥は浮泥として中層を漂っています。

 

大型海藻の茂っていた海の森では浮泥を海底に落ち着かせる、もしくは浮泥そのものを吸着吸収していたのではなかろうかと考えています。(どなたか実験していただけないものか)

 

にも関わらず、政府の提案によりばらまかれている離島再生交付金(通称、離再地元では集落事業)や水産多面的機能発揮対策事業費(通称、多面)により漁民は日当、傭船料をもらいながら、追い打ちをかける様なガンガゼ駆除をやっている。

 

あれ?

どこかでこんな事を宣った様な記憶が有る、そうだ、水産業界と漁業の衰退の話だった、ここまで日本の漁業をダメにした大元の原因は「科学的裏付けも無いままにイカの寿命は1年だから減りゃしねぇよとかバカな学者が言った事を免罪符にして欲に任せて自由だ競争だ切磋琢磨だと片っ端から獲るだけ獲って徳義も倫理もかなぐり捨てて、ただただ経済大優先で生きてきやがった漁師そのもののあさはかさを、叱りもしねえで野放しにしやがった、明日の票の事しか頭になかった政治家野郎どもやろうぜ。」

みたいな、ボヤキが蘇ってもた😅

挙句の果てに東シナ海を真っ平らな運動場にしてしまったのは紛れも無く日本の以西底引き大船団であったのだから、その後に他国が鉄船を持ち日本領海で操業しても強く抗議出来なかったのが事実です、世界中で日本の周りだけが水産資源減少の状態にあるのも原因は国の政策の過ち以外にないわけです。

 

ガンガゼを駆除する作業に日当が出る、藻場を再生させるのに国民の税金が使われる事には何ら不思議は感じませんが、もし、その行為が真逆の作用をもたらすならば、もしくはその可能性が発覚したならば直ぐ様方向を転換しなければならないのは学校に行っていない漁師にだって分かる話しです

ガンガゼがいなくなった海底には泥が溜まっている、そこにナマコが増えるならば人にとっては都合は良いだろう、けれどサザエが減るならどうだろうか?

 

海藻にとって藻場にとって生態系にとってはどうだろうか?

 

ガンガゼが元々居なかった場所での海藻の再生は観られるのか?

 

ガンガゼを排除した場所での海藻の再生は観られるのか?

 

ヒトの行為もガンガゼの営みも海藻の再生に働きかけるまでには多くの生物の振る舞いと無生物との関わりを必要とする事は誰もが認めるだろう、その過程において草食性魚類にとっては近寄りがたい環境が形成されるかも知れない。

例えば潰したウニに肉食性魚類が餌付けされて草食性魚類が寄りずらいとか、泥をイスズミが嫌っているとか

そして、一時期海藻は再生したかのように見えるかもしれない、

だがヒトの行為(ガンガゼをつぶす事)が収まった時、草食性魚類は再びその海域に餌を求めてやってきてもなんら不思議な事ではない。

      

      2022年㉑大ネズミ鼻 アオブダイとイスズミ

 

ガンガゼを潰しても海藻の再生には繋がらないならば何をしなければならないのか?

 

 

例えば

賀谷地先海域において海藻の再生がなされた場所㊽番(観音もたれ)では海底湧水が活発です。

 

海底湧水の勢いの差が海藻の再生に大きく関わっているのではないか?

 

湧水が活発な海底では常に砂が舞い上がり続けていて、草食性魚類の接近を防御しているのではなかろうか?

 

湧水が活発な海底では常に塩分濃度が薄いのではなかろうか?海藻にとっての栄養素が豊富なのではなかろうか?    

      

      湧水がいつも一定ではない事を知らないわけではない             

 

ガンガゼついでにもう少し

ガンガゼも紫ウニも赤ウニもウニ類多数養殖されております昨今ですが(そのうち「完全無農薬雲丹」とか言う商品名で売り場に並んでそうな気がする。)それは環境に順応した新たな産業と言うだけのことでことさら環境保全と結びつけんでも良いように感じています。

 

温暖化を逆手に取った環境ビジネスに賛同したくないのは

貧乏人のやっかみではなく、

温暖化を常態にしたくないからです。

海水温を下げるビジネスにならもろ手を挙げて賛同もしましょうよ。

 

何もかもを市場経済の流れに任せて金を取りに行く事を、もうそろそろ辞めたら良い、

金融資本論が破綻した証しがSDGsだろうに、まだ自分一人が儲けたいんだろうか?

と不思議に思っています。

 

だから環境や生態系を資本とみなしている、人間目線のSDGsに対して懐疑的になってはいるのですが、

そこでこんなことを思いついてしまった、

「気候危機を逆手に取った商売をSDGsと呼ぶならば、そのSDGsを逆手にとって環境保全を推進するのだ。」

反対の反対は正解なのだ。

どうだろう?

 

とか、相も変わらぬまに、もう12月でした、ズルズル書き続けると何処までも迷い込むので今回はこの辺でお開きに、あっとー

ネットショップはじまりません、残すところカード決済の手続きだけのゴール間際で足が止まりました。ただカード決済が出来ませんが既にサイトは公開しており

ます、でもお買い物はできません。

 

      

      準備不十分にも関わらず何故にサイトを公開したのか?

      アハハ、そりゃ小学生からいつもの事です、下書きだけで

      夏休みの宿題を出してたもので、あしからず。

      

      

正邪、善悪、真偽の判別を多数に委ねてはならない、     

今こそまさに一人一人が「立ち止まり心静かに深く見つめる」時なのだ、と思うよ

 

       

 

 

私ごと

銛で突かれたり網に絡まった魚が哀れだなぁと思ってしまう、未だ達観とは程遠い所にいるアマちゃんなのです。そういった性格を見抜いていたんでしょう父は生前僕が漁師になるのを決して許しませんでした。

「ほら見たことか、お人よしに務まる商売じゃぁなかろうが」と笑っている様な気がします。

 

 

。     

 

 

はい、ここまでが昨年下書き保存のまま年をまたいだ原稿です、これまた途中で投稿するには訳がありまして、2022年12月30日夜、とある先輩からとんでもないことをお聞きしまして、ええ、とんでもない事なのです。

「高レベル放射性廃棄物の最終処分場を誘致する為の調査候補地に名乗りを挙げるべく対馬市議会においてその議案が賛成多数で可決される見込みである。」

これ、ホントの話です。

くわしくはセリにゃんの突撃インタビューでごらんください。