Atomic Bear's Recipe
ちわっす。最近どうもニュースでコーニッシュ パスティの名前が出てきて、食べたくなった。
それでは作り方……あれ、クレメント、ちわっす。
ちょっ……な……
Clement's Interesting Stuff
こんにちは、クレメントです。最近、イギリスの政治家が「僕らだってコーニッシュ パスティを食べるんだぜ!」とかニュースになっているのです。なぜかというと、暖かいテイク アウェイの食べ物に税金をかけるとかでして。その代表格であるコーニッシュ パスティは、一般的に労働者階級の食べ物として知られており、お金持ちはそんなに食べもしないだろうし、食べたところで、おまいらには値上げは、ちっとも痛くも痒くもないだろう!って、騒ぎになったのですね。このコーニッシュ パスティは非常に面白い歴史があるので、アトミック ベアに代わって、お伝えします。
歴史的に一番古い記述は13世紀にまでさかのぼることができるそうです。
コーニッシュ パスティはその名が示すとうり、コーンウォールというところで発展しました。コーンウォールは昔、鉱物を掘るので栄えており、そこで働く人にとって、お弁当代わりにもってゆく、とても便利な食べ物だったのです。
材料を見るとわかるのですが、お芋、スウィード(根菜)、タマネギと、貧乏な人でも簡単に手に入るものです。これらは、イギリスで野菜を育てているとわかるのですが、日光のあまりあたらないイギリスでも比較的簡単に育つものです。材料の一つである牛肉は、後に付け加えられた材料でした。
ペーストリーに牛のひき肉、タマネギ、スウィード、芋などを、炒めたりすることなく、そのまま包みます。塩と胡椒を少ししただけ。昔は塩とか胡椒とか高価な物でしたから、使えない人もいたと思います。そうして、これをオーブンにいれて1時間くらい。これで、中のお肉なども調理してしまいます。当時のキッチンを想像すると、この作られ方がいかに便利かわかると思います。
(中世のキッチン)
18世紀のベーカリー
地下に鉱物を掘りにゆく労働者にとり、このコーニッシュ パスティはとても便利なものでした。というのも
これが伝統的コーニッシュ パスティですが
まず、野菜、お肉など中に入っているので、過酷な労働に耐えうる栄養が全てつまっています。(レシピによっては1個1000キロ カロリーです)
D字型のふちの部分をつかんで食べます。手が汚れてても、外に出て、洗って食べるとかできないですから、このふちをつかんで食べて、ふちは捨ててたそうです。
18世紀頃のイギリスの労働状況は酷いものでした。12時間とか地下でずっと働くとかあったのですね……
現在は生活スタイルがだいぶ変わってます。このコーニッシュ パスティーも、仕事から疲れて帰ってきて自分で作ろうとおもっても、1時間とか焼き上がるのを待ってられません。ということで、アトミック ベアにバトン タッチします。
お、オイラを踏み台にしたな……
というか、オイラのバージョンは簡単だ。芋、根菜、タマネギを刻んで炒める。牛肉も炒める。で、塩、胡椒。パイ生地に包んでオーブンで焼くこと20分。
我々クマの里には、ヒッピー熊もいるので、牛肉は使わず、ベジタリアン用のひき肉を使った。結構ドライなので、油を多めに、あと、本当に少しだけ水を加えてあげるといい。
焼いている間に、野菜をゆでる。
それだけだと味気ないかもしれないので、グレイビーソースも作り、食べるときにかけて食べるとウマー。
中世の食べ物ってどんな感じなんだろう……と味わいたいときは、あえてグレイビーを使わず、ペイストリーの生地なども、中世のレシピを掘り出してやってみるのも面白いだろう。

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