今日は友達のガンダルフ(仮名)の話をひとつ。
彼の容姿は映画「指輪物語」のギムリを180cmにのばし、Aphex Twinを付け足し、メタボにしたような人でした(今は痩せたようです)。あだ名が ガンダルフ the well-fed。目がギロギロしてます。音楽を通じて友達になったのでした。
玄関の鍵をなくしたとかで、居間の窓からよじ上って出入りする生活を数ヶ月も続けるガンダルフ。
外側からは窓に鍵がかけれないので、「泥棒に入られたらどうしよう……」と不安そうなガンダルフ。
目をギロギロさせながら窓をよじ上るガンダルフを想像しては、ガンダルフが泥棒と間違われて警察に連れて行かれるのではないかと。そうしたら面白いだろうなとワクワクしておりました……
同じ頃に、車を発車させたら後ろから浮浪者が出てきたとかもありました。車が浮浪者の家になっていたのです。
そうしたある日……
突然、ガンダルフは、日本語少し覚えたとかいって「コンニチハ」とか言い始めました。なかなかやるじゃないか。発音もなかなかだぞ。そう褒めてやってました。
see you againはマタネー。good byeはサヨナラだ。そう、教えてもあげたのでした……。
そうして時はたち……
ガンダルフは外国へ引っ越しをしなければなりませんでした。
もうしばらく会えないねーと。引っ越しする前に、ガンダルフの所にボスと遊びにいったのでした。
最後の別れ際
ボスと僕たちは車にのり、ガンダルフは「俺の国にも遊びにこいよー」と。そうやって、僕たちを見送ってくれたのでした。
エンジンがかかり、車を出発させ……
「北の国から」だったらガンダルフは車を追いかけているところです。
転んでいるところです。
そんなのガンダルフがするはずありませんでした。
ところが!
後ろを振り向くと、なんと、ガンダルフが大きく手を振ってくれています。
感動のお別れの瞬間……
ガンダルフは大きく手を振りながら叫んでいるのです。
「ワタシハー! ワタシハー!」
∧∧
ヽ(・ω・)/ ズコー
\(.\ ノ
、ハ,,、  ̄
 ̄ ̄
ボスは車を180度回転させ、すぐさま戻り、
僕たちは車から飛び降り
「サヨナラだって教えたろ スカポンチン!」
と、ハリセンで一発叩いておきました。
というのは冗談ですが、
憎めないやつなのであります

