今は手術もされ、優しい保護団体の方に保護されているようですが、可哀想すぎて涙が出ました
うちのそあらも、今でこそ何不自由なく暮らしているしあわせな犬ですが、
我が家にくるまでは可哀想な子でした。。
前の飼い主さんの家庭の事情で飼えなくなり、物置のようなガレージの中でケージに入れられたままずっと放置されていた子なんです

その頃偶然にも犬を飼いたくてネットで探したり愛護センターなどに出向いて探していた私に、友人がそあらの存在を教えてくれて、急きょ会いに行く事になったのです

今思えば、ほんとに奇跡的な出会いだったな〜と思います

会いに行った時飼い主さんはおらず、
近所に住む飼い主さんの友人で、そあらの母親と兄弟の飼い主でもあるDさんが一緒に立ち会ってくれてそあらを見せてもらいました。
ガレージを開けて物置のようにたくさんの荷物の奥の方のケージをDさんが開けると、そあらが飛び出してきました

その姿は今でも忘れる事ができません。。
尾長鶏みたいな長い長いシッポに自分のうんちをたくさん付け、引きずるように飛び出してきて、
歯を向けて吠えまくり、まるで山犬かオオカミのようで怖かったです
ごはんもしばらくもらってなかったようで痩せ細っていて、あばらの骨がくっきりと出ていました。。おしっこやうんちもそのままなので、ガレージの中はもちろん、そあら自体もすごい臭いでした

飼い主さんを恋しがり毎晩激しく吠えるので、ご近所さんから苦情がきていて、保健所に連れて行かれる寸前だったらしいです

ガレージから出たそあらは、知り合いだったDさんの事はよくわかっていたらしく、ずっとDさんの後ろを不安そうに付いて歩いていました。
私は犬を飼うのが初めてだったので、戸惑ってしまって、その日は連れて帰る事ができませんでした。
帰って主人に話しているうちに、だんだんそあらの事が気になってきて、怯えながらも私を見つめるブルーの瞳が忘れられなくて、、
心が決まりました

その日のうちにDさんに連絡して、次の日Dさんに我が家まで車で連れてきてもらいました
前日私が連絡してから、Dさんがそあらを家に連れて帰ってくれてシャンプーして毛も整えてくれたみたいで、見違えるぐらいキレイになっていました

初めてきた我が家で、そあらはまずマーキングしました
Dさんが色々と飼い方を教えてくれて、帰る前に「こんないい家にもらってもらって、そあらはしあわせや!今はなにより、可愛がってやって、そしてあばらの骨が見えんなるぐらいいっぱい食べさせてやって!」と言いました
Dさんが色々と飼い方を教えてくれて、帰る前に「こんないい家にもらってもらって、そあらはしあわせや!今はなにより、可愛がってやって、そしてあばらの骨が見えんなるぐらいいっぱい食べさせてやって!」と言いました
Dさんが帰った後、主人が帰ってくるまで、
そあらとふたりきりでいるのがすごく不安だったのですが、おやつと水をあげたらいつの間にか私の足元で眠っていたそあらを見て、一安心したのを覚えています
そあらが来てから早4年

すっかり我が家の子になりました



私たちもたくさん助けられたし、いつも笑わせてくれるそあら

命尽きる最後の日まで大切にするからね

このBlogのダックスちゃんを見て、出会った時のそあらの姿と、Dさんの言葉を思い出しました
何もしてあげられないけれど、保護されたダックスちゃんも早くあたたかい家族に出会えたらいいなぁと心から願います

そして、こんな残酷な子たちがいなくなる世の中になったらいいなぁと願います
