◎松田選手の死、
「とにかく悔しい」
=クラブの加藤監督らが会見
「とにかく、
非常に残念というか、
悔しい」―。
サッカー元日本代表DFで
日本フットボールリーグ(JFL)
松本山雅FC所属の
松田直樹選手が死去したのを受けて、
クラブの大月弘士社長、
加藤善之監督と
信州大学医学部付属病院(長野県松本市)の
岡元和文医師らが4日午後、
記者会見を開いた。
冒頭にそう語った加藤監督は終始、
うつむき加減で、
厳しい表情だった。
松田選手が倒れた際、
グラウンドなどに
自動体外式除細動器(AED)の
準備がなかった。
急性心筋梗塞を発症した際の
AEDの有効性について
記者から質問された岡元医師が、
「われわれには
常識になっている」と答えると、
加藤監督は口をきつく結び、
涙をこらえるように
表情をこわばらせた。
同監督は
「今でも選手の、
仲間のところに戻ってほしい。
それだけです」と言い残し、
涙を拭きながら
会見場を後にした。
一方、
大月社長は、
最期をみとった松田選手の兄から
「直樹がお世話になりました。
直樹の夢は
本当にJリーグに上がることだった。
途中で
こういう形になって申し訳ないが、
夢をみなさんに託したんで
頑張ってほしい」と
伝えられたことを明かした。
また、
ファンから届いたお守りを
松田選手の胸に置くと、
脈が安定したと話していたという。
大月社長は
「約束は
必ず果たさなければいけない。
改めて決意を誓った」と語った。