さて、そんなめいっ子ちゃんだが、最近はまっているのは一休さん
あの、ポクポクチーンである
さもありなんと思う
何せ木魚でビートを刻み、鉦で足が動くのだから
何が面白いのかと尋ねると、「絵が面白い」と答える
なるほど、素直でよろしい
「将軍様の前で、虎を追い出せと言って、舌を捲かせるのが面白い」なんて言った日にゃ、どれだけひねているのだろうと思ってしまう
たしかに、クリクリ坊主の絵を見ているのは面白かもしれない
めいっ子ちゃんのブームは何が来るか分からないのが面白い
坊さんの次は何だろう?
キリストか?
でも、あの長髪には何の面白みもないからな

最近知ったのは一休さんが何故お喋りなのか?
それは臨済宗だからなのです
山中で黙って座っていれば暮らせる曹洞宗ではなく、町中にあって舌先三寸で暮さねばならない臨済宗だからこそ問答が得意なんだそうだ
なるほどな
まあ、お坊さんにも得手不得手があるだろう
私の知っている人は見事に不得手な人が多い
そんなお坊さんたちが困る本が出たそうだ
お坊さんの儲け方に関する本
「都会だから楽して儲かるけど、田舎じゃそんなわけにはいかない」というのが共通して聞こえる声だ
そうかもしれない
多分、お坊さんも二極化しているのだろう
金もうけや女遊びに走る欲望主と真面目にこつこつ歩んでいる人
どちらが正しいとは言えない
ただ、金儲けに走っている坊主は宗教ではないと思う

今日の結論
「お坊さんに朝刊とかけます。その心は、袈裟着て経読む。お粗末」