インドでヒンドゥー原理主義によるキリスト教徒への暴行が増加しているらしい
インドにおけるキリスト教は「カーストの解放」を錦の旗に、ヒンドゥーからの改宗を促している
確かに、カースト制度(ジャーティ、ヴァルナ)はヒンドゥー教の根幹にある問題だ
ただ、これによって平穏が保たれている感も否めない
前世での行いが悪かったために、現世において低いカーストにいる
だから、現世において善行を積んで、来世はより良いカーストを目指す
これはこれで、社会が保たれている
差別だらけの教えだが・・・
その社会が保たれている所に、どこでも口を出すキリスト教が邪魔をする
そりゃ、社会を乱すのだから、ヒンドゥー教徒は怒るわな
まあ、キリスト教の歴史を見れば他教徒に対する征服の歴史だからな
もちろん、お互いのエゴがぶつかっているだけのことだけど
すでにカーストからの解放は釈尊が称えている
しかし、仏教はインドには根付かなかった
むしろ取り込まれてしまったのじゃないだろうか?
アンベート・カルが新仏教徒の運動を起こしたが、現在は停滞しているようだ
宗教の対話ははっきり言って出来ないだろう
根本が違うのだから
ただ、せめて「人を害さず」という所くらいはお互いに持ってほしいものだ

今日の結論
「ガンジーもマザーテレサも嘆いているだろうな」