そんなめいっ子ちゃん達がパンを食べている頃、私のスケジュールが2カ月を残してとうとうパンク
というよりも、むしろ今までよくもったという感じだ
「どうしましょう?研修の予定が入れられません」
多分、こういう質問は想定外だったのだろう
「どういうことですか?」
「そういうことです」
「全くですか?」
「入れられるなら連絡しませんって」
「明日、上の者と相談して連絡します」
もし、研修を受けられなかったらどうなるか?
修了者名簿に名前が載らないのです
それに載らなかったらどうなるのか?
前代未聞です
望むところだ
「ばっち来ーい」
別に修了しても何になるわけではない
おまけに、恩師も今月末で退任されるから、私を束縛するものは無くなる
もういいかなと思ったりする
途中で投げ出すのはそれはそれで問題だが、自分を追い込んでまですることではないと思う
ちょっと疲れた
もっと余裕のある人間がすればいいことだ
最初から無理があったのだ
主催者が私を選ぶ時点で読み間違えたのだ
そして、私が想像していた以上に私も忙しかった

今後は録音か何かを聞いてレポートを出すことになるだろう
しかし、それには私自身が異を唱える
「それは違うでしょう」
録音を聞いて済む研修なら、別に最初からしなくても良い
現場に行って研修を受ける必要がある研修だから必須なのだ
録音で済ませてしまったら、主旨がまったく変わってしまう
さあ、どうする
修了を半年先延ばしにさせる勇気があるか?
落第を出すことを恥じ誤魔化しで修了させるか?
それとも、「私」をいなかったことにするか?
その答えに組織の未来があるような気がする
ある意味、私は楽しんで明日の連絡を待っている
個人的には半年先延ばしが良い
修了者名簿が一人で目立ちますから

今日の結論
「自分でも予期せぬ引っ掻き回しになりました」