がっつりのめりこませてくれました


(もちろん作り物の話し)最先端技術を駆使してエリートが新薬を開発するビジネス


アルツハイマーをなんとか治療したいと願う痛いくらいの思い


人類は数々の限界を超えてきたし、不可能を超えてきた、


どこまで越えられるのか、限界を誰が決めるのか・・


そんなことを考えさせてくれる、ちょっと切ない展開です


ラストはまさかまさか・・・と思っていたけど私の想定は間違っていました




ダンブラウンの作品でも(もちろん荒唐無稽な作り話)ロストシンボルだったかなあ・・


「科学は人の知性(理性だったかな?)を超えてしまう」


というような一説があったと思いますが・・・



頭のいい人ほど大変なんだろうな~なんて、


仕事を辞めて1週間の私は、なにかに逆らうことも忘れ、ただボーーーーーーーーーっと


考えていました。



自分に出来るかもしれないことがたくさんあったり、使命を感じたり、


その分、絶望もたくさん感じるのかもしれない。


アルツハイマーひとつ、私には治せないもの(ぼー・・・・・・・・・)


治す気もないもの(ぼーー・・・・・・・・)


でもさ、治せるかもしれない!って希望が1ミリくらいあって、それが自分の研究に委ねられていたら・・


大変だろうな~(ぼー・・・・・・・・)



不可能の領域を超えたとき、それがどう使われるか・・・


猿の惑星で言えば新薬、ロストシンボルでいうところの科学、


現実の世界で具体例をあげればダイナマイトですか・・ノーベル賞で有名な発明ですね


私のちいさな世界で言えば、、人の感情、コトバ、悪意、綺麗に言えば生命力、存在価値



使い方を誤ると、人を傷つけ、殺してしまう


じゃ、身を任せて、時に任せて、何もしなければいいのか


分相応の知力、理性、能力に留めること、それが幸せということなのか


どこが?分相応なのだろうか



イマドキ、お金があれば、よりよい学校で、よりよいお友達も作れ、よりよい進学ができ


よりよい就職をし、よりよい相手と、よりよい結婚をし、


よりよい健康を手に入れられる将来を築ける時代なんだとおもう


日本ですら、臓器の売買をし、寿命を伸ばすことに成功した人がいるというニュースが流れる今日この頃



金の力はすごいですよね


その力も、どこまでも使っていいのか、知りたい、叶えたい、生きたいと願う気持ちがあっても


道徳、倫理というものがまず壁になってくるわけだけど、


それさえ無ければ、イマドキの医学だって、1人の寿命を延ばすことが出来る、


代わりになるものを使ったりすることで・・




私の発想はとんでもない方向へと広がりましたが、


猿の惑星、どうたたんでいくのでしょうか、楽しみです。



そういえば、あの本はどう展開していくんだったっけ。。。と


アルジャーノンに花束を/ダニエル キイス

これ、借りてきました。