どーもミッキーです。
昨日のアポの報告しまーす。
今日は7月5日金曜日!
そう今日はミッキー一世一代の大勝負!
俺はこの日に向けてドリカムの決戦は金曜日を入念に聞き込んだ。
特に意味はない。でも歌詞は完璧に覚えた。カラオケで十八番になる事は間違いないだろう。
アポ相手の情報
職業:エステティシャン年齢:26才
顔:クラスから4番目辺りの可愛さ
通称:エステ子
場所は池袋
何故この場所を選んだかって?
それはエステ子の家が池袋から近いからだよ。
女の子の終電をなくすのではなく逆に俺の終電をなくして、エステ子の家に泊まるとゆう諸葛亮孔明もびっくりの作戦。まさに肉を切らせて骨をたつ。
完璧だ!欠点が見つからん。
よーし作戦開始だ!
池袋の銅像の前で待ち合わせ。
ワクワク!ワクワク!
わぁー来た~!きゃわわいい!
早速近くの居酒屋に。
そこで
エステ子の先制パンチ!
「ミッキー君ってなんか弟みたい!」
え?弟?brother?しかも君づけ?
って事は1人の男として見られてない?
そ、そんなバカな!
いやまだ希望はある弟みたいな男が好きかもしれない!
さらに追い討ちをかけるエステ子!
「腕とか足とか細いよね!ちゃんとごはん食べないとダメだよ!」
こいつ完璧、弟として見てるな。ここは男らしい発言をして男を意識させてやるぜ!
俺
「うん!わかった!」
シンプルザベスト!!真の漢に余計な言葉はいらん!
「そうだよ!ちゃんと食べないと大きくなれないよ!身長は何㎝なの?」
あ!それ聞いちゃう?俺のコンプレックス聞いちゃうの?
いいでしょう!正直に答えましょう。
俺
「身長は163㎝だよ!」
うん3㎝サバよんだよ!
エステ子
「え?私より小さい!私165㎝だよ!」
……………べ、別に悔しくなんかないんだから。
そんでもって会話の流れで腕相撲勝負をする事に!!
ハッハッハッ!!我に腕相撲を挑んだの貴様の運の尽き!!
何が俺になら腕相撲勝てそうだ!!
格の違いを見せてやるよ!!
いざ尋常に勝負!エステ子!!
レディーゴー!!
うぉりゃゃあぁぁー!!
コテ
ヾ(^▽^)ノ私の勝ち!!
((((゜д゜;))))な、なにこやつやりおる!!
現実を受け入れられない僕は
「右腕の封印解くの忘れてたわ!!もう一回やろう!」と言ってブレスレットを外す。心なしか腕が羽のように軽い。
エステ子がちょっと引いているが問題はない。
さぁ我と勝負だ!
レディーゴー!!
うぉぉぉぉはぁぁぁー!
コテ
ヾ(^▽^)ノ何度やって同じだよ!!
Σ( ̄□ ̄)!………………。
ひぃぃぃー!ば、化け物だぁー!!こ、殺されるー!
いかんいかん僕は準即をしにきたんだ。茶番はここまでにして真面目にやろう真面目に!!
そして動き出す俺!
恋愛トーク、下ネタトークをぶっこむ!!
そして
大いに盛り上がる!
うむ
もうすぐ終電の時間だがこの盛り上がりなら俺の終電の時間なんて気にしないだろ。しかもエステ子は徒歩だしね!
けどここで、伏兵が!
お客様ラストオーダーになりますが、何かご注文は?
え?まだ23時なんだけど?早くね?ここ?ラストオーダー早くね?
ここでエステ子が時間を気にしだした!
そして私明日仕事だしミッキー君も終電あるうちに帰ろうとか言い出した!
まだ終電はあるけど嘘をつく俺。
「やばい俺、もう終電なくなったわ。」
とりあえず向こうの出方を見る。
「まだあると思うから調べてあげるね。」
そしておもむろにスマホを取り出すエステ子。
そして嘘がバレる俺。
けど僕はあきらめない。
もはや小細工なしで真っ向勝負!
部屋に行きたい思いを熱く伝える。
けど部屋が汚いだとか明日仕事だからとかで断られる。
僕は不死鳥。
それでも僕はあきらめない。
だがまた断られる。
俺は不死鳥。何度でも蘇る
今度はしつこいと怒られる。
俺は不死鳥。灰になっても蘇える。
エステ子さらに怒る!
僕は不死鳥。1人寂しく、電車に乗る。
久しぶりにあんなに怒られたおかんより怖かった(-"-;)
いくら俺が不死鳥でもあれには勝てないぜ!