~turn your lights down low~
このブログはあなたのコメントによって生かされています。

ペタよりもコメントいただけたら嬉しいです。
Amebaでブログを始めよう!

ブログを書いてみた。

 

誰に読まれなくても自分で思った事を書き留めておく場所が必要だ。

 

少しばかり出来たフォロワーや読者も散ってしまった。

 

私を忘れたキミの横顔が好きだ。

もしキミが

一人で羽ばたけるようになったら

私は

思い残すことはない



私は

不恰好に

羽ばたいて

アナタに思い残しがないように

キミに羽ばたき方を見せて

飛ぶ



生きる目的を

失う者も多いが

それが

私が

アナタが

キミが

生まれてきた理由なのだろうと

思う



アナタの羽ばたきは

力強く

多くの者を

力づける



キミの羽ばたきは

心許ないが

まっすぐ飛ぶことができる



私の羽ばたきは…
携帯電話を置いて

そっと

手を握ってほしい…



キミは

携帯電話に

夢中なのに

私に

携帯電話以上を

求めている



携帯電話を置いて

そっと

話しかけてほしい…
キミと

一緒にいると

まるで

溺れた時に水が口に流れ込んでくるように

コーヒーが喉に流れ込んでくる



キミに溺れている
しばらくブログを

書かなかったのは

他に理由があった訳ではない





私を忘れた

キミの横顔が

好きだから
ぼちぼちと・・・

ロードバイクを走らせていました

今日の目的地は「びく石」
標高527m(適当)の山頂にある大きな石。

玉露の里から
青羽根という地区を通り
市民の森を抜け
びく石に至る

ローディーの間の話題で走りたい道は

瀬戸内海を巡る「しまなみ海道」↓




阿蘇にある「ラピュタの道」↓



市民の森の入り口から

山ひとつ向こう・・・

蔵田地区を見ると

すこしだけ似た景色が見える・・・



阿蘇の観光協会からクレームが来たわけではないけど

ここを藤枝ラピュタの道とは呼ばない。



なぜなら映画の中の天空の城ラピュタも

阿蘇のラピュタの道も

辺りは草原なのである



藤枝ラピュタの道は遠巻きにみても

どうみても

草原の代わりが茶畑。



悲しいかな、そこは同じ天空の町なのに。



そう思いながら坂を上る


距離にして12km、平均勾配は6%

たいした坂ではないが

青羽根地区に限って言えば

ずっと10%超えで

場所によっては25%を表示する事もある。


羽があったら飛んでいきたい・・・


青羽根という里山の集落にある公民館は

なぜか私をハッとさせる。



黒い瓦屋根、濃紺のトタン屋根・・・

田舎の里山の集落の古い家の中に

明るい・・・まるでそこだけ沖縄のように

明るいベージュのレンガ調の屋根瓦。

建物は何でもない古い建屋なのに。



それを通り越していくと

市民の森に入る。


どこの町でも「市民の森」と名のつく場所は

人が来ないような山深い場所にある。



市民の森と名のとおり

森しか無い。

自販機もない。

ここまで来たローディーをあざ笑うかのように

自販機は無い。

天空の城に自販機は無いように・・・



市民の森から、びく石まで

さらに坂を上がる。

一応名所とは言え

大きな石がゴロゴロしてるだけの場所。

人も皆無なのである。



なので

ここ辺りで人、いや人が乗った車に会うと

ギクリとする。

通りがかりの車に、水分を恵んでもらいたいと

言い出したいくらいだが

そんな山の中でロードバイクに乗った人間を見て

みんなギクリとする。

SUVに乗った老夫婦・・・

Bbに乗った2組のカップル・・・


みんなギクリとして

おいおいマヂかよ


みたいな顔をする。



びく石に到着。

富士山が見えたり、駿河湾が見えるが

そんな事はどうでもいい。

裏に工事中の道が見える。

蔵田側から登ってくる道路を建設中らしい。

アスファルトではなく、コンクリート舗装のトコを見ると

また唸るような急勾配。

税金税金税金。



山を下る。

25%の坂は登りのキツイが

下りもキツイ。

キツイと言うより怖い。


一度ロードバイクにまたがると

降りる事が出来ない。

一度降りると

乗る事も出来ない。



ラピュタの城って

地上にどうやって戻った?!

少しづつ・・・

鬱症状が治ってきた気がする。



あれはなんだったのだろうかと思うと

頭の中に霧が掛かっていたような・・・



そう

霧深い杜の中で迷っていたような気がする



小学生のころ

校庭に線を引いて

~の人はコッチ!~の人はひだり!と

分けて遊んでいたように



健康体はコッチ、鬱の人はコッチ!と

分けるなら

線をまたいで両方!という状態かもしれない。



風邪で内科に掛かると

医者に通院しなくていいですよ~と言われる前に

病院に足を運ばなくなってしまう


心療科に言って

鬱ですよ~と言われた訳でもないけど

通院しなくて良いですよ~と

言われた訳でもない。



恐い。

あのクスリは何だったのか

あの病気は何だったのか




線を踏んではいけないってルールがあったかもしれない
仕事の昼休み中に
ホームセンターに営業車を停めて
本を読んでいた。

ふと…数台横にミニバンが停まり
若い夫婦が1歳くらいの子供を抱いて降りてきて
笑いながらホームセンターに入っていった。


日常的でありふれた風景だし
自分にも叶えられない事でもない

でも
幸せを幸せと感じられる事が
羨ましかった





読んでいた本は

伊集院 静「羊の目」の
(ライオンの舌)という章だった


読んでいた一節に
こう書かれていた

「おまえさんにひとつだけ言っとくが
  死に場所を探すような
   生き方をするんじゃないぜ。
    そん時はお仕舞いってことだ。」


私は死にたいと思った事など
一度もない。
ましてや
苦しみから逃れるために
死にたいとも思えない。

ただ…
僕はその時生きながらにして
死んでいた

心は
生きていなかった

ただ
泥沼のような場所にはまり
心は死んだまま
何十年かのちに
体が死ぬのを待つだけに
なってしまった

でも
幸いに

そう
幸せなことに

まだ
幸せも
不幸せも感じるチカラが
残っている


瞬き
とも言えるほどの時間

一瞬だけ

目を閉じて
また目を開いた



さよなら



その一瞬で
私は数秒を失った

でもカウントダウンは
止まろうとしている