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4月25日分です。




最近テレビCMでも、駅や電車内の広告でも

『ちょこザップ』について良く目にします。



ちょこザップは広告によると、

ライザップが作ったコンビニジムで、24時間365日使い放題。ジムなのに、セルフエステとムダ毛ケアの美容ケアも使い放題となっています。



月額コミコミ2,980円という低価格と、全国に2023年2月時点で300店舗を構え、2026年までに3000店舗を計画している店舗数が強い武器といえます。




元々ライザップは健康食品の通販会社として2003年に設立した会社でしたが、多くの企業買収やM&Aにより成長。売上高は2018年には1220億円に達しました。(利益も約90億円)




しかし多額の広告費によるものなのか、2019年には約194億円の最終赤字となりました。




2020年はコロナにより、対面でのパーソナルトレーニングに制限もかかり、厳しい状況が続くものの、コロナ禍による運動不足や健康意識の向上もあり、徐々にに潜在需要が回復してきたのが2021年〜2022年だったのだと思います。




ライザップは様々なグループ企業があるので売上回復のルートはいくつもあったと思います。




その中からちょこザップという選択をするに至った理由をSWOT分析で検討すると



強み

ライザップというブランド。

弱み

入会金が高いイメージから、ライト層を逃していた弱みの払拭。

機会

健康意識の向上。

コロナ禍でも持続可能な業態。

脅威

24時間使い放題のジムの台頭




こんな理由があげられるのでしょうか。




さらに24時間使い放題のジムが、約8000円前後の月会費のところ、ちょこザップは約3,000円。この価格差による圧倒的強みを作る事で一気に集客。さらに他社の24時間使い放題ジムが撤退しようものならその跡地をそのまま借りる準備もしているのでしょう。




やはり新サービスの開発時は自社の強みや弱みを検討するSWOT分析は大切なのだろうと思える事例といえます。