旦那は、寝るのが好きな人だった。
休日はほぼ昼まで寝ていて、30万かけて申し込んだ資格の講座も、寝坊して数回しか行かなかった。
付き合ってたときは、映画やご飯や、カフェ、カラオケにデートを行った。三ノ宮中華街で食べ歩きして、そのまま結構いいホテルにお泊まりしたり。
私は、遊んでくれなくてもいい、彼が目指すものがあって資格のために勉強するなら応援したいと本当に思っていた。
けれども、講座に行くこともなく、かといって遊びに行くこともなく、せっかくのピカピカのお天気の1日もすぐに暗い夜になった。
徒歩5分の商業施設に可愛い服屋さんがあって。
白のパーカーか、ベージュのパーカーか買うのを迷った。
旦那はわりかしおしゃれだったのでどちらが良いかついてきて見てほしいと頼んだ。
気だるそうに、ベージュがいいんじゃない?
と言って、私はベージュのパーカーを買った。
旦那は終始不機嫌だった。
そして、その日の出来事は、後日、旦那の日記に綴られていた。
『無駄な時間を過ごさせられた。できれば離婚したい。自分の人生を取り戻したいー』
無駄な時間?
たった徒歩5分の場所に私と行くことすら嫌なんだ。
別日。
彼が夜を誘ってきた日があり。
明日休みなのにいいの?と確認した。(休日前にsexすると丸一日しんどい、だから休日前はしたくない、と)
彼は、しよう。と言った。
嬉しかった。
よせばいいのに開いた日記には、
『今日は一日眠たかった。昨晩のsexのせい』
…
…
辛すぎる。
思い出しても、胸が苦しくなる。