立教大法学部の消費者法ゼミの学生たちが「居酒屋における『お通し』を考える」というテーマで、20代を中心にネット調査を実施。価格には約7割、質には約5割が不満を抱いているという調査結果を発表しました。
この調査によると、66%が「高い」「やや高い」と感じており、3人に1人が断ったことがあるとか。自由回答では「予算が限られている場合、お通し代が圧迫となる」「嫌いなもの、アレルギーがあるものが出されることがある」「お金を出すなら好きなものを食べたい」といった意見が寄せられました。そもそも「お通し」とは何のためにあるものなのでしょうか。All About「日本酒・焼酎」ガイドの友田晶子さんに伺いました。
「注文した料理が出てくるまでの間をつなぐ役割を果たすのが『お通し』です。日本では、調理場に注文を間違いなく通したという意味があると言われています。また、注文とは関係なく突き出すことから『突き出し』、主菜よりも先に出されることから『先付け』とも呼ばれます」
お通しは日本独自の文化なのでしょうか。
「日本におけるお通しは江戸時代の商慣習として生まれ、その後、庶民の暮らしにも定着したと言われています。でも、外国にも似たようなものが存在します。… 123 次のページへ>