新・中学受験塾講師の独り言

新・中学受験塾講師の独り言

がんばれ!受験生!

毎年受験生を担当していて、毎年この時期になると最後の授業を迎え、そして受験生を送り出しているのですが、どんなに経験を積み重ねてきているといっても、この日ばかりは慣れません。

 

それこそ様々な感情が去来します。教え切ったという満足感よりも今まで必死に教えてきた生徒と築き上げる最後の授業ということで、比率からいえば悲しさ寂しさが大きいような気がします。

 

 

もはや私が迎える受験生最後の授業でやることは定番化しています。

 

そして、今年は6年生2クラスを担当しているため、さらに準備に時間がかかります。

 

 

 

 

相も変わらず今でも私は最後の授業で生徒1人1人に思いを込めたメッセージを渡して送り出しています。

 

 

2クラスのうち先に授業をしたのは真ん中のクラスです。やんちゃな男子とおてんばな女子が多く、他の3人の講師が常に制御困難に陥るほどのクラスで、唯一なんとか制御しているかもという私であっても完全制御は絶対に不可能なクラスです。

 

案の定、最後まで締まりのないクラスでしたが、授業が終わり私が退室するまで絶対にノートを開かないよう何度も警告した上で、メッセージを書き記した過去問ノートを1人1人に返し、返し終わったところで授業を終え、教室を後にしました。

 

 

わずかしかない休憩時間、相変わらず騒がしい声が聞こえてくるのですが、それでもいつもよりはかなりマイルド。

 

 

そんな中、私のもとを訪れてきて、身に涙を浮かべながら「ありがとうございました」と言ってくれる生徒たちがいました・・・

 

 

次は、いよいよ2026年中学受験組最後の授業です。それこそ私の塾講師としての最高傑作といえるほど仕上がってくれたクラスでの授業です。

 

その後に激励会を行うため、授業を短縮して終えなければならず、授業らしい授業はできませんが、それでも最後に覚えてほしい考え方を改めて伝えたところで、そろそろお開きの時間。

 

同じく1人1人にメッセージを書き記した過去問ノートを返していき、全員に行き渡ったところで、先ほどのクラスとは異なり、そして今までの私の流儀とも異なるのですが、初めて私の目の前でノートを開くことを許可しました。

 

もしかしたらラグビーのチームが作れそうな人数の生徒達がしばしの沈黙の後、みんな大粒の涙を流していました。

 

事前にノートを預かってはいたものの、メッセージを書いて渡すとは言っていないため、何が起きたのか分からず最初は困惑していた生徒達ですが、手元にノートが返ってきて、ノートを開いてもよいとなった数秒後には、全員がこれまで必死に頑張ってきたという達成感で教室内が溢れていました。

 

 

 

Sincerly

 

私が一番好きな英単語です。