ムサシトミヨ
最初に聞いたとき、誰かの名前かと思いました。
「武蔵富代さん」とかいう女性かと。
実はそうではなく、
ムサシトミヨは埼玉県だけにいる魚。
世界で唯一、埼玉県熊谷市にある元荒川の源流、上流のみに生息している貴重な魚だというのです。
…かつては東京都や埼玉県の他の地域にも生息していましたが、埋め立てや湧水が枯渇したことにより、今では元荒川の源流だけに生息しています…
50歳を過ぎてまた新たな発見!
気持ちが明るく、体も元気だと
うれしい遭遇にワクワクします。
埼玉県の魚
ムサシトミヨは埼玉県の「県の魚」に指定され、熊谷市の「市の魚」であり、さいたま水族館のマスコットキャラクター「ムートくん」のモデルにもなっています。
先日訪れたさいたま水族館で、そんな一文を目にしました。
「埼玉県の魚?」
ギョギョギョ???
さかな君ではありませんが、
人生のほとんどを埼玉県で過ごしていながら
そんなのは初耳です。
どんな魚なのか、どこで見られるのかと
館内を3周しましたが、見つかりません。
焦ります。
もう1度、冷静になってくまなく水槽をのぞいていったら…
ありました。
最後の最後に、ムサシトミヨちゃんに出会えました。
大きな水槽じゃなかった。
抱えられるほどのサイズの水槽にいました!
これか~~~!!!

想像以上に小さい、大きさ3センチほど
しかも、草に隠れてよく見えません。
ムサシトミヨの名前の由来
ムサシは、関東の一地域「武蔵野」にいたことから。
トミヨはあまり流れのないところに棲んでいることから
「止水魚(とみよ)」と名付けられたと言われています。
ほかの県の魚は?
埼玉県の花はサクラソウ、県の木はケヤキ、県の鳥はシラコバト(県のマスコットはコバトン)、ここまでは知っていたけど、県の魚がいるとはね。
50歳を過ぎても
学ぶことは多いです。
では、他の県の魚はどんなものなんでしょう?
気になっていたら、こんな一覧がありました。
この一覧によると、
他の県の魚は
ヒラメ、ハタハタ、あゆ、タイ、伊勢エビ、マグロ、ふぐ、カツオ…と地元特産の「日本を代表する食べられる魚介類」ばかり。
おいしそう!!
その中に、ひときわ際立つムサシトミヨ。
淡水魚だし、動かないし、小さいし、
同じ魚であっても完全に別世界です。
さすが海なし県、埼玉です。
ちなみに、昆虫を県のシンボルに指定したのも埼玉県が初めてといいます。
これも初耳でした。
「ミドリシジミ」という蝶です。
昆虫にまで気を配る埼玉、さすがです。
ムジナモもいるさいたま水族館
昨年の朝ドラ「らんまん」のモデルになった植物学者・牧野富太郎博士が発見した食虫植物「ムジナモ」も、さいたま水族館で見られます。
現在日本では、ムジナモは水族館のある羽生市の宝蔵寺沼で唯一自生しています。
さいたま水族館は、全国でも珍しい淡水魚専門の水族館。
姿形は地味だけど、貴重な魚や生き物も多いんです。
さすが我が誇りの埼玉です。






