今日でフィリピンに到着してから一週間が過ぎようとしています。こちらに来てから時間の流れがとても速く、あっという間に一週間が過ぎてしまったという感覚です。学校が始まったらもっと忙しくなると予想されるので、時間の流れに飲み込まれることなく、留学前にかかげた目標をいつも心に留めておきたいです。
フィリピンでの一週間目の生活は波乱万丈でした。フィリピンの大学に事前に申し込んでいたはずのtemporary house の予約が出来ていなかったのです。去年の先輩にも同じことがあったと聞いていたので、これか!と内心思いました。しかし、その旨をオーナーに伝えると、快くゲストハウスに入れてくれて、そこで3日間を過ごしました。
次の難関は、そのゲストハウスにたくさんのゴキブリがいたことでした。お世辞にもあまりきれいだとは言えない寮です。しかし、フィリピンの多くの人は同じような環境で生活しているのだと思うと、それもいい経験になったと思います。それに、寮のスタッフと交流することができたことも良かったです。
temporary houseは一時的な家で、定住する家を一週間以内に探さなければなりません。新居探しが始まりました。その際に大きかったのはバディの存在です。
アテネオ大学では留学生をサポートしてくれるバディがいます。彼女がいとこのマンションを紹介してくれたり、買い物に付き合ってくれたりして、本当に助かりました。しかし、バディによってどこまでしてくれるかは違うようで、私は運が良かったようです。
家を探す際に大事だと思ったのは、自分から積極的に行動し、情報を得ることです。待っていても始まりません。シェアハウスがしたいと思ったら、SNSなどを通じて募集をかけている留学生もいました。一番いいと思うのは、現地で知り合いを作ることです。フィリピンにはアテネオ大学以外にもたくさんの日本人留学生がいて、互いにつながりを持っています。そうした人たちとつながることで、いろいろなことを教えて貰えるし、有益な情報を手に入れることが出来ます。
私自身、たまたま知り合った日本人留学生の方にホームステイを紹介してもらい、とても素敵な家に住むことが出来ました。夫婦2人で住んでいて、空いている部屋に留学生を受け入れています。ホストファミリーがきれい好きで、部屋はいつも清潔に保たれています。とても明るく、家族のように接してくれます。それでいて、とても安い家賃でおいてくださいます。このような素晴らしい出会いに感謝です。写真は、ハロウィンディナーをしたときのものです。
学校の方も楽しみです。オリエンテーションでは、美術館などを巡るマニラツアーを通じてたくさんの留学生と話すことが出来ました。ドイツやフランスなど、欧米からの留学生が多かったです。コミュニケーションにおいて、もどかしさを感じる場面が多々ありますが、それを糧に、英語でのコミュニケーション能力をつける努力をしていきたいです。語学学習にも俄然気合が入ります。履修の方は、Development Studies という途上国のコミュニティーやNGOの働きについて学ぶことができる授業を取ろうと考えています。体育はヨガに挑戦してみようと思います。月曜日から始まる学校生活に向けて、準備を進めていきたいです。
