おはこんばんちは。みさなんF-14好きですよね。私も好きです。そのF-14を語る上で外せない、AIM-54フェニックスなるものがあるのですが、今回はF-14というよりフェニックスを主役にお話できればと。
尚はじめに断っておきますが、これは「絶対にこうだ!これ以外に認めない」とは僕は言いません。あくまで僕個人がネットや本で得た知識をベースに書く徒然草です。マジになって読まないでね♡(責任逃れ
はい。そもAIM-54フェニックスは、1972年から製造が開始された長射程の空対空ミサイルで、F-14トムキャットでのみ一般に運用が可能でした(はいそこF-111BとかNASAのF-15とか言わない)。
射程はタイプにもよりますが130km~150kmといわれ、現状米軍が制式採用した空対空ミサイルでは最長クラスのようです。
運用構想は大型の爆撃機を空母からできる限り遠くで撃ち落とすのが主で、射程を稼ぐために大型化し機動性はあまり良くなかったと言われています。
とまぁ基礎知識はこんなくらいにして、ここからは私の私見を述べさせていただきます。。。。
あのね、「フェニックスは対戦闘機用には使えない」っていうのですが、これはちょっと乱暴な表現だと思うんですよね。
フェニックスを..というかF-14を語る上で結構忘れさられがちだったり、信憑性の観点から避けられがちなんですが、実はイラン空軍の方がF-14の空戦経験は圧倒的に豊富です。多分。最近こういう記事が少し話題になりましたよね。
イランイラク戦争では、イラン空軍のF-14がイラク空軍のMiG-21をAIM-54で多数撃墜したと主張しています。これ、MiG-21が「レーダー警戒装置を装備していなかった」のが主な原因と見ています。
少なくともイランイラク戦争時のイラク機は大半がレーダー警戒装置を装備していなかったそうです。つまりイラクのMiG-21パイロットは自分がF-14と交戦していることを知らないまま、フェニックスに撃墜されるケースがいくつもあったと。今でいうステルス戦闘機のようなやり方ですよね。
ぶっちゃけイランの主張を何処まで信じられるかは未知数なんですが、理論は間違ってもないかなと思います。
余談ですが、レーダー警戒装置を装備するようになってからというもの、イラク機はF-14のAWG-9に照射されてると認識すると、基本的に交戦を避けて、中には脱出するパイロットもいたそうです。すごいですね。
あと少し特殊な使い方かもですけど、レーダー警戒装置を装備している戦闘機が相手の場合、フェニックスに追尾されていると認識すると当然回避行動をとらなきゃいけなくて、そうするとその間はどうしてもF-14に対して有利な行動はとれないんですよね。当たらなくても、長距離空対空ミサイルにはそういう使い方もあると。(これはTwitterのフォロワーさんから教えてもらいました。ネット社会万歳)
さてここまでフェニックスをべた褒めしてきましたが、「非常に高価」「重すぎる」っていうデメリットが存在するのも皆さんご存知の通り。
F-14は6発のフェニックスを抱えると、着艦できなかったり、B/D型ですら「真っ直ぐ飛ばすのが難しい」という操縦士の証言があらます。
B/D型はエンジン推力がめっちゃくちゃ向上したタイプで、機外搭載品がなければアフターバーナーを使わなくても稀に音速を超えたり、ゾーン5(最大出力)のアフターバーナーを使うと「まるでカタパルトで射出されてるかのよう」と証言する操縦士もいます。そんなB/D型ですら真っ直ぐ飛ばすのが難しいんですからね...。うん...。
値段も値段。相応の値段でしょうけどね、やっぱりソ連なき時代のアメリカ海軍にとってはどうしても持て余してしまう代物だったんでしょう。爆撃の時に1発傾向したりもしてましたが、結局海軍からはF-14より一足先に、2004年で退役しました。南無三。
参考、ソース
F-14完全マニュアル(イカロス出版)
F-14トムキャット(イカロス出版)
F-14トムキャット写真集(大日本絵画)
Twitterで見たなんか
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