こんばんは🌙
いつもありがとうございます
今日は、『よね おばあちゃん』について
お話させて下さい
『よね おばあちゃん』は、
私の父方のおばあちゃんです。
私の記憶の中で、
怒っている姿を見たことが1度もありません。
いつもにこにことしていて、
若い頃は『お花の先生』だったみたいです。
(生け花ではなく、育てる方の)
お歳を召してからも、
田舎の花壇にはいつもキレイなお花を咲かせていて
残った『カボチャの種』から、
ちゃんとカボチャを実らせられる
素敵なおばあちゃんでした。
私が子供達をつれて泊まりに行くと、
『かわいいねーえ』とにこにことしていました。
洗濯を回すと、いつの間にか出してくれて、
『余計なことだったら、ごめんねぇ。
干すことはできなんだけど、こうして畳んでおくとシワにならんだで』
と、濡れた娘達の小さなTシャツまで、
キレイに畳んでくれていました。
おばあちゃんは90歳を越えて、
自宅で亡くなりました。
亡くなった年の夏休みに、泊まりに行った時、
おばあちゃんが、『痛い……痛い……』と
静かに寝床に横になっていて、
私は何もできなかったけれど、
おばあちゃんが痛いと言っている背中を
『ここが痛い?』とさすりました。
『ありがとね、ありがとね』と
おばあちゃんは何度も言ってくれました。
その後間も無くして、
おばあちゃんが亡くなった知らせが来ました。
おばあちゃんの姿で
特に印象に残っているのは、
(刺すような)蜂が近くにいても、
おばあちゃんは慌てもせず、騒ぎもせず、
邪魔にもせず、
『あぁ、そうかね、そうかね、』と
蜂と話したりしていました。
蜂は決しておばあちゃんを攻撃しなかったし
おばあちゃんも攻撃しませんでした。
蜜蜂一匹に、『ワーワー』『キャーキャー』している私には、
おばあちゃんは神様か仏様のようでした。
私は、日常で
イライラしたり、何かあると
そんな、『よね おばあちゃん』
を思い出したりします。
あんな風に生きられたらいいのに……
と思うけれど
全然できません。。