先日、地域のバスイベントに行ってきました

このイベントに行くのは2年振りです。
前回行った時、チビ助は1歳。
母の看病で毎日帰りが遅くなっていた頃です。
久々の日曜日のお休みに、「今日は子供達を甘えさせてあげよう!」と思い、連れて行きました。

それから2年。
チビ助は3歳になりました。
母の3回忌ももうすぐです。
前回よりもだいぶイベントの規模が縮小したように見えましたが、たくさんのバスが並んでいて、チビ助は嬉しそうでした





運転席に乗る事もできるので、ちびっ子たちはちょっと興奮気味

我が家のチビ助も、「乗りた~~~い!!」と。
バスに乗り込むと、先客の男の子が運転席に座っていました。
「じゃぁ、このお友達の次に座らせてもらおうね」とチビ助に伝えました。
男の子が「ぶい~んぶい~ん」とハンドルを回す姿や、あちこちのスイッチをカチャカチャ触るのを、羨ましそうに眺め待っているチビ助。
・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・。
なかなか代わってくれようとしない男の子。
「ママ~、乗りたいよう。」と待ちくたびれたチビ助。
気付けば順番待ちの子が後ろにも続いていて・・・。
辺りを見ても、親らしき人はいるのかいないのか、とにかく放置されている男の子。
後ろの子供達からも、
「早く乗りたいよ~」 「まだ~?」との声が。
しかも、この日の天気は快晴の真夏日

バスの中、暑くて暑くて

「ヨシ!!!」と、意を決して・・・・
男の子の肩をポンポンとたたき、
「お友達みんな待っているから、そろそろ代わってくれる?」と声を掛けました。
それを見ていた後ろで並んでいた女の子のおばあちゃま。
〝よくやった!!!”と言わんばかりの顔で、私に微笑みかけました(笑)
それでも、ふいっとソッポを向いて、カチカチ運転席のボタンをいじり続ける男の子。
ついに後ろのおばあちゃまも、「もういいかな、代わろうか」と男の子に声を掛けました。
ようやくチビ助の番です

満足気なチビ助

でも、後ろにできた列が気になって、「ちょっとしたらお友達に代わろうね」と、そそくさとチビ助に声を掛けると、
「いいのよぅ!ゆっくり乗んなさい!」と、先ほどのおばあちゃまが

しかも、「ご乗車、ありがとうございます。しゅっぱつしんこーう!」と、掛け声まで

そのまた後ろで待っていた他のお母様も、ニコニコした顔で「可愛いわね~」と声を掛けてくれました。
よそ様の子に注意するのはなかなか緊張します

関わるのが嫌で、ついつい我が子に我慢をさせてしまう事もあります。
でも、今回はちゃんと伝えられて良かったです。
