母の乳癌における、浸潤が進んだリンパの処置と、放射線治療による火傷の処置について記しておきます。
母は、乳癌の腫瘍自体は、ラジオ波焼却療法によって焼却しました。
(病院は、『新宿ブレストセンタークサマクリニック』 http://www.breastcenter.jp/index.html)
しかし、止める事のできなかったリンパ節への転移はみるみる広がりましたが、
母はそれらはそのままにしていました。
浸潤が進んだリンパの腫瘍は、そのうち皮膚を喰い破って表に出てきました。
その処置方法についてです。
浸出液とにおいを抑えるために、
「ズイコウパッド」と「プラスモイスト」というものをインターネットで購入しました。


Amazon等で購入できます。
カットして患部に重ねて貼り、医療用テープで固定しました。
また、生理用ナプキンを併用しました。
吸収力に優れていて、単価が安く、頻繁に交換が出来るためです。
これらは、その後の放射線治療における火傷の手当てにも使いました。
母の胸骨・脇への放射線治療は、2か月以上もかかり、副作用による火傷はあまりに酷いものでした。
しかし、放射線を当てる病院からは、傷に塗る軟膏が出るだけで、処置に関しては無関心です。
胸から背中まで、広範囲にわたり皮膚がめくれ、空気に触れるだけでも酷い痛みでした。
病院から処方される軟膏だけではとても足りず、市販のワセリンを購入しました。
軟膏とワセリンを火傷した皮膚に厚く塗り、その上を大きめのズイコウパッドやナプキンで覆い、
正常な皮膚の部分で医療用テープにて固定し、更に幅の広い包帯できつめに胴体を巻きました。
(パッド類が動く度にずれたりすると痛いので、出来る限り動かない様に包帯にて固定)
リンパの浸出液には、強いにおいがあります。
母はとても悩んでいました。
(亡くなるほんの少し前になってしまいましたが)川崎の病院で相談したところ、
乳腺外科の村山先生が、浸出液のにおいに効くクリームを処方してくださいました。
(総合新川橋病院 http://www.shinkawabashi.or.jp/)
上に挙げた処置方法は、すべて母と私の独断で行ったもので、個人的なものです。
正しいかどうかはわかりませんが、参考になれば・・・との思いで記しておきます。
医師は、治療以外には無関心です。
副作用等の痛みを訴えても、「仕方ない」「皆そうだから」と返されました。
以前の私達と同じように、必死に情報を集めている方の為に、少しでもお力になれたら・・・
と思い、今回記事にしました。
どうか、皆様のお体が快方に向かわれますよう・・・。

話を聞く位しかできないこともありますが、もし私で何かできる事があれば、いつでもメッセージしてください
