日曜日、12時予約のクリニックへ向かうため、朝8時に出発。
頻繁に通うのはやっぱり難しいかな・・・。
クリニックではこれまでの検査データに追加で超音波検査を行った。
結果
左胸の腫瘍は1.6センチになっていた。
半年前の段階では1センチ弱だったので、この半年でだいぶ大きくなってしまったみたい。
さらに、リンパ節への転移が見つかり、腫瘍は1.6センチのものと小さいものが3つ見つかった。
クリニックの先生の話では、リンパ節への転移は半年前の段階で既にあったのではないかとのこと。
恐らく、当時の検査で見逃していたか見つけられなかった可能性が高いとのことだった。
手術は、胸の腫瘍をラジオ波焼却し、リンパ節の腫瘍は切除。
リンパ節郭清はせず。
クリニックの先生はリンパ節郭清は推奨していないようで、腫瘍だけを切除してくれたので、このことは本当に良かったと思う。
3時半にはクリニックを後にすることができ、お母さんも多少の痛みはあるものの、大きな傷を残すことなく
その日のうちに自宅へ帰る事ができた。
先生からの今後の話としては
リンパへの転移が確認された以上、無治療であれば恐らく再発するであろうとのこと。
また、リンパへの転移は乳癌からではなく、他の臓器からの可能性も高いため、そちらを疑って再度検査して
治療していく必要があるのではないか、とのこと。
①通常の抗癌剤にて再発防止
②飲み薬(抗癌剤の弱いもの。副作用も少ない)を服用する
③リンパ節の腫瘍にホルモン治療が効けばホルモン治療を開始(検査中)
④何もしない
これがお母さんに出された選択肢
お母さんは随分気を落としてしまったようで
「今までやってきたことは無駄だったのかな・・・」
「食事もお母さんには効果なかったのかな・・・」
「やっぱりお母さんの癌は悪性度の強いものだったんだよね・・・」
などと、次から次へと悲観的なことを口にした。。。
でもね、お母さん。
私は、一生懸命やることに無駄なことなんて一つもないって思うよ。
これまでやってきたことが『無駄だった』と思うのか、『頑張ったお陰でもっと悪くならずに済んだ』と思うのか・・・
正解は無いんだから。
もしかしたら
「ほらね、だから最初から医者の言うとおりにするべきっていったじゃない」って言う人もいるかもしれない。
でも、「あの時ああしてればこうなったはず」なんてこと、誰にも分からないんだから。
『自分の選択した道は正しかったハズだ』と思えばその通りになるんだから。
だから、『無駄だった』なんて言わないでね、お母さん。
これからのこと、前向きに前向きに、一緒に考えよう。
どんなことでも何かしら“いいこと”に結び付けて考えるのは私の特技だからね
前向きにこれからも支えるよ

一緒にがんばろう、お母さん
