昨日のクリニックの先生の一押しは『自家がんワクチン』。
もう、先生のその勧め様と言ったら凄いもの

ハイパーサーミアの話を聞きに行ったのに、ハイパーの話はすぐに打ち切られて
「それよりコレ(がんワクチン)!コレが絶対ですよ!」と半ば強引にワクチンの話をする先生。
「あなたの場合、まず手術!そしたら忘れずに取った腫瘍をもらってくださいね!」と。
「腫瘍・・・普通にもらえるんですか?」と私が聞くと、
「オペの時に、どうしても欲しいからってお願いすればもらえるはずだから!そしたらなるべく早く
ここへ持ってきて。そうすれば私からワクチンの会社に送るから。」と。
この先生一押しの『がんワクチン免疫療法』は、自分自身の癌細胞から自分専用のワクチンをつくりだし、
そのワクチンによって自分の中の癌に対する抗体を作り、再発・転移を防ぐというもの。
また、手術の際に取り逃してしまった癌があったり、既に転移した癌があったとしても、
それらの癌も叩いてくれるとのこと。
副作用もない、効果は(3回の接種で)半永久的・・・と先生は言う。
「効果って、人それぞれ違うと思うのですが、割合で言ったらどのくらいの人に効果が期待できますか?」
と聞くと、
「術後すぐにワクチンを接種した人は殆どの人が効果を得て今も普通の生活をしていますよ。
ただ、末期だったりワクチン接種が遅かった人は、残念ながら効果は低く、亡くなった方も多いです。
・・・だから、あなた(お母さんのこと)の場合は、すぐに始めないと!まだ56歳でしょう?まだ人生はこれからですよ」と。
お母さんが「費用は・・・?」と聞くと、
「まぁ、自費ですから、147万円かかるんですけどね・・・でも、命を救うんですから、それを思えば決して高くないですよ。・・・とは言っても、私(医師)の所にはちっとも(お金)入ってこないんですけどね~」と。
私はこのがんワクチンの事は知っていたから驚きはしなかったけれど、お母さんは金額に唖然としてしまったようで、「147万円ですか・・・・・・」と、肩を落としていた。
帰りの車で、お母さんは
「先生、なんで最初に金額の話してくれないんだろうね。お母さんが聞かなかったらいくらか教えてくれなかったじゃん・・・。147万円なんて、いくら命を思えばって言ったって決して安い金額じゃないよね・・・。そんな金額そんなに簡単に払えないよ・・・。」
と、がっかりした様子で言っていた。
手術→自家がんワクチン
これがベストな選択なのかな・・・
なんとかしてお金をかき集めようか・・・
う~~~~~ん。。。。。。
いやいや、でもまだ結局手術って言ったってリンパの問題解決してないし。。。
抗がん剤だって、医師の自己満のために1クール受けるなんて嫌だし。。。
それより、丸山ワクチンはどうだろう・・・。
接種回数が多くて大変でも、金額は良心的だし。
でも、まずは打ってくれる病院探さなきゃなんだよね・・・。
週3回、ともなると、自宅から遠いところは大変だよね。
う~~~~~~~~~~~~~ん。。。。。。。。。
と、運転しながら悶々と考えている途中で、お母さんが
「とりあえず、今は自分を信じて、このまま食事療法続けてみるよ。どうしても手術には踏み切れないし
お金で人に迷惑かけることはしたくないし。もう少し様子見てみる」と言った。
今回はお母さんの方が気持ちの整理早かったかな

お母さんは、とにかく今の自分の癌の進行具合を知りたいんだと言う。
それはそうだよね・・・。
医師任せにしない事と、実際の癌の状況を無視する事とは違うと思うし
自分の体の状態を知っておくのは大切だって思う。
もちろん、検査をたくさんすればいいってものでもないけれど・・・
3大治療を拒否するなら検査も必要ないって言われるかもしれないけれど・・・
でもやっぱり知っておきたいよね。。。
前のクリニックにもう一度頼んでみようか。
一度は経過観察をしてくれるって受け入れてくれたんだし。
私一人で行ってこようかな・・・「先生~!話がちがうじゃ~~ん!」って勢いで

それから、比較的近くにできた、『米ぬか酵素風呂』のところにも話を聞きに行ってこようかな。
そしたら、もしかしたら、近くのいいクリニックとか、克服した患者さんのこととか、
タナボタ的な情報が手に入るかもしれないし

じっとしてても何にも変わらないけど、動くと何かしら変わるから、とりあえずダメもとでも何でも動いてみよう
