お母さんの乳癌が発覚してから昨日までに受けた検査の結果を聞きに行ってきた。
私自身は担当医と対面するのは今日が初めてだった。
1時の予約で呼ばれたのは3時過ぎ。
総合病院ってほんと時間かかるね。
待つ間、お母さんはやっぱり緊張しているようだったけれど、くら~くなって待っていても仕方ないから
2人で笑い話なんかしながら待っていた。
先生は、まぁ若め?の中年男性。関西弁。
お腹のお肉がものすごく乗っていて、「いいもの食べすぎじゃない?」という第一印象。
CTやらMRやら色んな画像をみせてもらったけど、なんだか回りくどい説明で解りにくい。
結論としては、肺と首の骨に影が見られて転移の可能性があるということ。
とくに肺に関しては明らかに丸い物体が写っている。
でも、先生は「僕は専門外だから画像見てもわからないんだよね。だから整形外科と呼吸器外科の先生に
また相談して」だって。
「は??」って感じ。
なにそれ。
しかもどっちも初診扱い。
じゃぁ、何のためにこんなに検査して今日まで待ってたの?って感じ。
同じ病院内なんだから、わかんないんだったらそっちで解決しなさいよーーーって思った。
病院の仕組みとか決まりとかなんかあんのか知らないけどさ~。
で、「もしこれが転移であった場合は治療はどの科で行うんですか?」って聞いたら
「まぁ、それはまとめてうちでやるけど」って。
さっき“専門外”って言ってたじゃん!
しかも「同じガンでも部位が違えば全く別物だし、科が違えば同じ外科医でも全く違う職種のようなものだからね」ってさっき言いましたよね?
・・・・・・・なんか矛盾してないですか?
何かにつけて『専門外』『何とも言えない』って。そんなのあり?
お母さんが、「もし転移があってもできる限り抗がん剤は使いたくないんです。今自分でも食事療法も始めてて・・・」と言うと、
ものっすごい呆れた顔で、
「まぁ、どうしても自己流って言うなら別にいいですけど、こっちとしては結果に責任は負えませんよ」って。
・・・・・・どうなの?この先生。
しかも、「前にもそんな患者さんいたけどね、他の小さな病院に転院して結局残念な結果になったんだよね~」って。
いや!この先生いや!!
それから延々“医学療法”と“大病院”の素晴らしさを語って、「統計的に一番有効な治療法を提供してる」とか
「医学界で立証されてる」とか「標準的に」とかそんなことばっかり言って、「それなのに受けないなんて選択をするあなた達は損をすることになりますよ」とか脅して。
私が「よく考えてみて、それでも気が変わらなかったら、私達みたいなセルフ療法にも理解のある病院かクリニックでもいいので紹介してもらえますか?」と聞くと、
ものっすごいふんぞり返って、
「そんなの自分で探してよ。僕は探偵じゃないんだから」って。
なんなのそれ。
お母さんもなんだか隣でガックリしてるし、あんまりにもデリカシーがないんじゃない??
最悪だ、この先生。
終いには、今日やるはずだった細胞の検査も「あ~今日もう時間なくなっちゃったからね~またにして」って。
自分の話が長いからじゃんっ!
サイエンス・サイエンスってうるさかったから、あの先生のあだ名は『サイエンス』だ!!
診察室を出てから、2人でガックシ・・・
でも、「なんんか矛盾ばっかだったよね~」とか言って笑い飛ばしてやった。
お母さんが「もし、お母さんのガンが治らなくても、最期があの先生のもとなのは絶対いや」と言うから
これはもう転院を考えるべきかな~と思った。
総合病院の先生なんて、どこ行っても同じかなぁ。
なんていうか・・・医学の前に人としてどうなの?
患者の腫瘍だけじゃなくて、メンタルを気遣う気はないの?
とりあえず、まだまだ調べることはいっぱいだ。
今日はお母さんの家で、お母さんの療養食を一緒に食べた。
玄米ご飯と、豆腐とレンコンのハンバーグ風。
もちろん余分な調味料も添加物も一切なし!
お母さん、がんばってるな~。
うん。私もがんばろう!