重たそうなタイトルだね。www
ま、お盆だから・・・いっか?
普遍のテーマ?
ここんとこ「虐待」の報道をよく目にするようになった気がする。
今までも起こってたけど、報道されなかっただけ?
「血の繋がりと家族」
この言葉を意識するようになったのは、「家族の神話」というドラマを見てから。
【登場人物に言わせたセリフ】
「血の繋がりと家族は別物。
家族って、一緒に暮らして信頼関係が出来てるってことだよね?」
血が繋がってたって、信頼関係がなく、お互いを思う気持ちが無かったら
それは家族なんかじゃない?
映画『ALWAYS 三丁目の夕日』
茶川竜之介と淳之介の血の繋がっていない家族の絆が、
シリーズを通して丁寧に描かれる。
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身の上話をするのは、blogをやめる時だと思ってたけど、少し書く。
ボクと兄貴は母親がちがう。
兄貴が生まれた直後、兄貴の母親の弟が、ある事件の容疑者になった。
容疑者になっただけでも、当時の田舎の村社会は許さない。
兄貴の母親が身を引くことになった。
母乳を与えることが出来ず、兄貴は免疫が不十分で、ひどい水疱瘡を患ったようだ。
兄貴の母親は賢く情に厚いヒトだった気がする。
兄貴を見てて、そう思う。
オヤジは、かなりのヤリ手で、いくつかの企業の経理に関わっていたと聞いている。
ボクの母親は小さめの旅館を任されることになったが、うまくいかなかったようだ。
いろいろあって離婚。
5歳のボクと、8歳の兄貴を抱えたオヤジは、シングルマザーの
和風スナックのママの家庭に転がり込む。
そこには中学生の娘さんとママの両親。
ママは、ボクと兄貴を娘さんと同様に扱ってくれた。
小学校の入学式の写真に、アップの髪に和服のアンサンブル姿のママが写ってる。
オヤジも時折、車で皆を連れて旅行に出かけたり、ホントの家族のように暮らした。
5年くらいだったけど、この時期が一番楽しかったし「家族」を感じた。
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その後も、母親のポジションに居るヒトが何人か入れ替わったが
残念ながら、兄貴もボクも、就職時期には戸籍上の母親は空白だった。
学校に財閥系の企業からの求人が来ていたので試験を受けに上京した。
当時、東京で、フリーのルポライターをやってた叔父から
「財閥が、お前みたいな『カタワ者』採用するわけねぇだろ」と言われた。
「そうだろうな」と思った。
自分が採用担当なら、同じレベルの人間だったら
そういう選択をしそうだ。
しかし、兄貴は某大手の電器メーカーに受かった。
人間性と努力か・・・・・尊敬! www