月の公転周期は27日なんですが地球が太陽の回りを回っている為に地球上から観て同じ位置に来るのに多目にかかり29.5日周期になります。
地球上から見ると月は毎日約50分ずつ東へ移動しているように見えて29.5日後には同じ位置に観えます。
満月の少し前に夕方に太陽が沈む前に月が出るので太陽、地球、月がほぼ一直線に並ぶ時があります。これを「太地月一直(たいちげついっちょく)」と勝手に名付けて流行らせようとしています。
これは数年前のお月見会で松本が体験して感動したのでこの感動を他の方にも味わって欲しいと思ったからです。
先週の土曜日(10月15日)がその日だったので日没前にみさと天文台に行って来ました。
実はこの日、和歌山の月の出が17:01で日の入りが17:25でした。
しかしみさと天文台は東側に山があり月の出は少し遅くなります。
また、太陽は四国の山に沈むので少し早くなります。
実際に何分ずれるのか実測しようと思ったのですが・・・
東の空・・・曇っています・・・
西の空にも厚い雲が・・・
と言う訳で今回は実測できませんでしたが曇ったくらいでいちいち凹んでいたら天文なんて楽しめません!次回に期待しましょう!
雲っているから誰も来ないかと思われましたがやがて雲間に月が顔を出すようになったので通常の観望会のお手伝いとして望遠鏡をスタンバイ!
薄雲がかかったお月さまを来館者に観てもらいました。
遠方からお越し頂いたお客様も沢山おられ綺麗な星空をお見せできなかったのは残念でしたがまたのお越しをお待ちしております。