明け方の月金土星を観よう! | [みさと天文台友の会 松本のブログ] 星も音楽もド素人なのに何故か会長になってしまった松本の悪戦苦闘の日々(会長就任8年目に突入)

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みさと天文台は和歌山にある紀美野町立の天文台です。友の会は星とみさと天文台を愛する人の集まりで、ボランティアで出張観望会を開催したり、天文台でのイベントを魅力あるものにする為に活動しています。 友の会に入会すると、みさと天文台の機関誌が毎月送られてきます。

最近、惑星が全然見えないと思ったら明け方の空に集合しているようです。

←アストロアーツ提供
明け方に観えているという事は本当は昼間にも空に有るはずですが、太陽が明かる過ぎて観えないだけです。

今回、1月7日(木)の未明から明け方にかけて、南東の空で金星と土星と月齢26の細い月が三つ巴で接近して観えるそうです。

月齢26だと三日月くらいの大きさで向きが反対です。

地球照も綺麗にみえそうです。

地球照(チキュショウ)と太陽が地球に当たって反射した光が月の影の部分を照らして薄明るく見える現象です。

月、金星、土星が双眼鏡の視野にちょうど入り、美しい眺めが楽しめそうです。(望遠鏡ではちょっと入りきらない大きさの視野です)

内惑星(水星と金星)は地球から見ると常に太陽の近くに観える為に明け方か日没直後にしか見えません。今回、金星は日の出の太陽の近くでかなり低いので南東方面の開けた見晴らしが良いところで観察してみて下さい。


次回、月と土星は2月4日に、月と金星は2月6日に接近して見えるそうです。