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明け方に観えているという事は本当は昼間にも空に有るはずですが、太陽が明かる過ぎて観えないだけです。
今回、1月7日(木)の未明から明け方にかけて、南東の空で金星と土星と月齢26の細い月が三つ巴で接近して観えるそうです。
月齢26だと三日月くらいの大きさで向きが反対です。
地球照も綺麗にみえそうです。
地球照(チキュショウ)と太陽が地球に当たって反射した光が月の影の部分を照らして薄明るく見える現象です。
月、金星、土星が双眼鏡の視野にちょうど入り、美しい眺めが楽しめそうです。(望遠鏡ではちょっと入りきらない大きさの視野です)
内惑星(水星と金星)は地球から見ると常に太陽の近くに観える為に明け方か日没直後にしか見えません。今回、金星は日の出の太陽の近くでかなり低いので南東方面の開けた見晴らしが良いところで観察してみて下さい。
次回、月と土星は2月4日に、月と金星は2月6日に接近して見えるそうです。